関ジャニ∞の大倉忠義が25日放送のトーク番組『おしゃれイズム』（日本テレビ系）にゲスト出演し、“グループ脱退説”について改めて否定した。
2018年12月に渋谷すばる、19年9月に錦戸亮がジャニーズ事務所を退所し、現在は5人で活動する関ジャニ∞。司会のくりぃむしちゅー・上田晋也が「『辞める気持ちがある人、今のうちに言っといて』みたいなミーティング、あったりするの？」と内情に踏み込むと、大倉は「いや、まあまあ、『絶対ないよね』って確認のもと話は進めてますけど」と否定せず、続けて「記事が勝手に出るんですよね。“次、脱退するのは大倉だ”みたいな」「なんで出るんやろ」と脱退が疑われることを不思議がった。
また、大倉は脱退の根拠として「現状が辛そう」と書かれることについて「そんな辛くない」「僕はずっとグループでやっていくつもり」と反論した。ただ、楽屋ではメンバーから“脱退のウワサ”をイジられるようだ。横山裕だけは疑っているのか、カメラが回っていない場所では“脱退イジリ”をしてこないという。大倉は「（楽屋で）『抜けんのか』とかみんな言ってくるのに、横山くんだけ言わないんですよ」と笑った。
実は横山は、メンバー5人で出演した昨年12月放送の『しゃべくり007 年末2時間半SP』（日本テレビ系）で、「よくネットニュースみたいなんで、“大倉が抜けたい”みたいなんを僕らも目にしてるんですけど。本人には聞きづらい」と告白している。このエピソードは、メンバー同士が程よい距離感を保っていることで知られる関ジャニ∞らしいもので、ファンをほっこりさせた。
大倉といえば、18年に自身のブログでファンから受けたつきまとい行為について綴り、「身勝手な行動が精神的に辛いです。このまま耐え続けられるのだろうか」「そろそろ限界」などと胸の内を吐露。このあたりから脱退説がささやかれるようになり、錦戸や元NEWS・手越祐也をはじめジャニーズタレントが退所するたびに「次は大倉か!?」と名前が出るようになってしまった。
大倉は昨年3月に5年間続いた高橋優との冠ラジオ番組『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』（ニッポン放送）が終了し、同8月には“体調不良”を理由に関ジャニ∞の無観客配信ライブを欠席。不穏な事態が続いたことも、退所説が拭えない一因といえそうだ。
（文＝鈴木紬）
＜ライタープロフィール＞
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。
