武井咲、爆笑エピソード連発で優等生イメージから一転! 結婚・出産きっかけに「好感度女優」に大化け

斉木順

 かつてアンチが目立っていた女優の武井咲が、最近になって急激に好感度を上昇させている。以前の「優等生イメージ」から一転、結婚や出産を経て、飾らない発言によって親しみやすさを増しているようだ。

 22日に放送されたバラエティ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、武井が公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』で共演している佐藤健への不満を告白。佐藤が撮影の待ち時間に「謎解き」を勧めてくるそうだが、武井は「謎解きが苦手で簡単な問題もわからない」とのことで、困惑しているのだという。

 武井は「考えたくもない」と切り捨て、答えを教えてもらえずに撮影が始まってモヤモヤしたままカメラの前に立ち、セリフを忘れてしまうこともあるという憤りを佐藤にぶつけた。

 これに佐藤が「考えてるふりしてるだけで考えてないから(答えを教えない)」とドSに反応し、スタジオは爆笑となった。

 さらに、武井は「テンションが上がるおすすめのDVD」として、バス釣りのプロ・青木大介のDVDを紹介。EXILEのメンバーで夫のTAKAHIROの影響でバス釣りにハマったそうで、青木プロがバスを釣り上げる姿に手をたたいて大喜び。マニアックなDVDにポカンとしたり、苦笑したりする周囲をよそに大はしゃぎしていた。

 これにネット上では「バス釣りのDVDで笑いすぎて武井咲の好感度まで上がった」「武井咲って、こんなに面白い人だったのか」「武井咲ちゃん、めっちゃいい子っぽい」「ドSな健くんに負けない武井咲ちゃんが可愛い」などと、好意的なコメントが続出している。

 また、20日に出演した『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、武井が「歯の矯正中に車で大熱唱していたら針金が舌を貫通した」「ハワイではしゃいで、水着姿でサーフィンをしていたら背中が火傷のように真っ赤になり、その夜に脱水症状でぶっ倒れて車椅子で運ばれた」といった、インパクト強めのエピソードを連発。そのルックスからは想像できない、驚きの失敗談で反響を呼んだ。

 武井といえば、かつてはオスカープロモーションの新エース候補として優等生的な言動をすることが多く、事務所のプッシュが強かったことから「ゴリ押し女優」などと揶揄されていた時期があった。

 しかし、2017年にTAKAHIROと結婚し、翌年に第1子となる女の子を出産してからイメージが大きく変化。「事務所のエース候補」という重荷が外れたことが幸いしたのか、親しみやすい柔らかな印象になり、飾らない発言が目立つようになった。

 女優としても、今年1月に放送されたスペシャルドラマ『黒革の手帖 〜拐帯行〜』(テレビ朝日系)の演技が絶賛され、同作を当たり役にしていた事務所の先輩・米倉涼子をしのぐほどの高評価を獲得。演技でも人柄でも、アンチが多かった時期から想像できないほど好感度を爆上げしている。

 アイドル的な側面もある美人女優は、結婚が仕事上の大ブレーキになってしまうケースが珍しくない。しかし、武井の場合はむしろ結婚が世間の評価を逆転させるきっかけになったといえそうだ。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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