『着飾る恋には理由があって』女性視聴者が「向井理」派と「横浜流星」派に真っ二つ!

斉木順

 女優の川口春奈が主演する連続ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の放送が20日にスタートした。相手役の横浜流星に全女性視聴者がメロメロになると思われていた同作だが、意外にも恋敵役を務める向井理に女性たちの熱い視線が集まっている。

 同ドラマは、きれいに着飾ることで自分の居場所を作っていた主人公が、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり友情を深めたりする中で、よろいを脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。

 川口はインテリアメーカーの広報であると同時にインフルエンサーとしても活躍している真柴くるみを演じ、相手役の横浜はキッチンカーでバルを営業する料理人・藤野駿役を務めている。

 第1話から、駿が眠ってしまったくるみを「お姫様抱っこ」する場面があるなど、女子を胸キュンさせるシーンが炸裂。今をときめく人気イケメン俳優である横浜に多くの女性視聴者が大興奮となった。

 しかし、その一方でくるみが務める会社の創業者・葉山祥吾を演じる向井の凛々しいスーツ姿に目を奪われる女性も続出。驚くことに横浜をしのぐほどの反響となっているのだ。

 葉山は白パーカー&スエットのラフな格好で登場したかと思えば、細身のスーツをまとって「青年実業家」としてクールな姿を見せ、その端正なルックスと抜群のスタイルは二次元から飛び出てきたかのようだった。

 ネット上では「向井理のスーツ姿カッコ良すぎでは…」「向井理の脚の長さと小顔感にため息が出た」「流星くんを楽しみにして見てたら向井理のスーツ姿にやられた…!」「向井理さん、スーツ姿だとスタイルが尋常じゃない」などと、向井にハートを撃ち抜かれる女性視聴者が続出した。

 主人公のくるみは、向井が演じる葉山に片思いをしているという設定。おそらく今後、横浜演じる駿を含めた三角関係に発展するのではないかと予測されている。

 そのため、ネット上では「向井理と横浜流星のどっちか選ぶなんてできない」「多分、当て馬役なんだろうけど向井さんとの恋を応援しちゃう」「上司が向井理で横浜流星とルームシェアって、前世でどんな徳を積んだの…」といった声も。

 当初は横浜に人気が集中するかと思われたが、女性視聴者は「横浜派」と「向井派」に二分されているようだ。向井が年齢的にはアラフォーで既婚者(2014年に女優の国仲涼子と結婚)でもあることを考えると、この評価の高さは異例といえるだろう。

 また、向井は17日に出演したトーク番組『人生最高レストラン』(同)で過去にドラマのプロデューサーと揉めたというエピソードを披露。ドラマで向井が壇上からスピーチし、聴衆役のエキストラが手を挙げるというシーンで、プロデューサーが演技の指示を出していないエキストラに「なんだ今の表情は!」と怒ったのだという。

 これに向井は「ちゃんと演出すればいいだけなのに、あの言い方はないんじゃないですか。せっかく(エキストラとして)来ていただいているのに、気分を害して帰ってもらうのは僕としても不本意なので謝ってください」と、エキストラへの謝罪を要求。プロデューサーは「若造のくせになに言ってんだ、この野郎!」と激高し、トラブルになってしまったそうだ。

 向井はそのエキストラに「すみませんでした。また何か機会があったら参加していただいていいですか」と、プロデューサーに代わって謝罪までしたという。最終的にはプロデューサーとも和解に至ったそうだが、これにネット上では「顔だけじゃなく中身もイケメン」「プロデューサーよりエキストラの心情を慮れるのがすごい」「国仲涼子ちゃんが惚れるはずだよ」といった絶賛の声が殺到。ルックスや演技だけでなく、人柄においても評価が上昇している。

 横浜だけでなく、向井に胸キュンする女性視聴者も続出している『着飾る恋には理由があって』。過去に同枠で放送された『恋はつづくよどこまでも』や『逃げるは恥だが役に立つ』などと同じく、大ブームを巻き起こす可能性がありそうだ。 
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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