4月29日公開予定の映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』で主演を務める浜辺美波と、共演者のジャニーズWEST・藤井流星が同月21日発売の情報誌「SCREEN」（近代映画社）に登場。同映画での撮影秘話を明かし、ファンの注目を集めている。
ギャンブルの強さによって生徒の階級が決まる学園を舞台にした同作品。2018年1月期にドラマ版が放送されて以降、人気シリーズ化し、映画版は今回で2作目になるが、初出演となった藤井は「女子が多い現場はどんな作品でも男子はビクビクしますよね」と振り返った。
さらに「浜辺さんと池田（エライザ）さんが衣装を着たまま普通に女子トークしている姿が若干怖かったんですけど（笑）」と語ったのだが……。
劇中で浜辺が演じる蛇喰夢子は、普段はおっとりしているものの、いざギャンブルが始まればギラついた危ういキャラに変身。一方、その夢子と敵対する生徒会の会長・桃喰綺羅莉役を演じる池田エライザは、言葉数少なく他を圧倒するカリスマ性のあるキャラを発揮している。
藤井は以前から同作品のファンとのことで、ネット上では「確かにそのギャップを目の当りにしたら衝撃を受けると思う」と納得の声が寄せられ、浜辺と池田の演技力の高さが証明されるカタチにもなったようだ。
また、藤井が「意外だった」と驚かされたことは他にもあったようで、早朝から撮影があった際、浜辺に朝食の内容を訊いたところ、「“お肉です”と返ってきたのでビックリして“え？ お肉？”って（笑）」と明かしている。
これに対して「わたしお肉が大好きなんです（笑）」と語った浜辺。昨年9月放送のバラエティ番組『火曜サプライズ』（日本テレビ系）でも、「朝から豚肉300gくらい食べます」と明かし視聴者を驚かせていたが、こうした“肉食ぶり”が、ハードなスケジュールを支える原動力になっているのかもしれない。
そんな浜辺と共演したことで、「迫力があったので凄いお芝居をされる方だなと改めて思いました」と語った藤井だが、劇中では夢子と敵対する“最凶最悪のギャンブラー”視鬼神真玄役を演じ、予告動画では浜辺や池田らに負けない存在感を発揮している。前作を超えるヒットを記録し、シリーズ継続を期待したいところだ。
（文＝大西かずや）
＜ライタープロフィール＞
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。
