嵐・櫻井翔『ネメシス』でまさかの“サクラップ”に大反響! 話題性抜群で視聴率V字回復なるか

斉木順

 嵐の櫻井翔と女優の広瀬すずがW主演を務めるドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の第2話が18日に放送され、櫻井が劇中で「サクラップ」ならぬ「カザラップ」を披露したことに大反響が巻き起こった。

 同ドラマは、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才助手・美神アンナの凸凹バディが、探偵事務所「ネメシス」に持ち込まれる難解な事件を次々と解決していく推理ミステリー。

 第2話は、風真や美神らの元に女子中学生・神谷節子(田牧そら)が訪れ、児童養護施設で共に育ったたった1人の兄・神谷樹(窪塚愛流)の行方を捜してほしいと依頼するという内容だった。

 ※以下、ネタバレあり。

 樹は1週間前から音信不通になっており、風真たちはラッパーを目指していた樹がよく出入りしていたクラブを訪問。気のいいスタッフの木嶋(般若)らと出会い、そこでなぜかサイファー(フリースタイルラップバトル)が始まってしまう。

 ここで櫻井ファンは「サクラップ登場か!」と色めき立ったが、なんとラップを披露したのはアンナを演じる広瀬。ネット上では「すずちゃん意外とうまい!」「広瀬すずが般若と共演して、サイファーまでやるなんて」「おい、サクラップどうした!?」といった声が上がった。

 聞き込みの結果、樹が凶悪な特殊詐欺グループに関わっているという衝撃の事実が判明。風真たちが救出に奮闘するという展開だった。

 今回、ファンがもっとも沸いたのは物語の終盤。樹を元気づけるため、風真が「カザラップ」と称してラップを披露したのだ。

 明らかに「サクラップ」を意識したネーミングで、ネット上では「サクラップならぬカザラップ!」「ドラマでサクラップが聴けるなんて」「ラッパー回でサクラップが大トリ!」「カザラップ、エモすぎた」などと大反響。Twitterのトレンドワードに「カザラップ」「サクラップ」が同時ランクインを果たした。

 櫻井はジャニーズに本格的にラップを持ち込んだ第一人者として知られ、彼が担当する嵐の楽曲のラップパートは「サクラップ」と呼ばれる。嵐がグループ活動を休止したことでサクラップはしばらく聴けないと思われていただけに、ファンにとって嬉しいサプライズとなったようだ。

 第2話の平均世帯視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で二桁発進だった初回から数字を落としてしまったが、櫻井の「サクラップ」炸裂に加え、今回がドラマデビューとなった窪塚洋介の息子・窪塚愛流の好演や、KAT-TUN・上田竜也が演じる怪しい道具屋の登場など話題性は抜群だった。

 来週の第3話からは、遊園地を舞台にした爆弾事件で天才女子大生を演じる橋本環奈が登場。今をときめく広瀬&橋本の「最強美少女コンビ」の初競演が実現する。

 今作は豪華な出演者やファンを喜ばせる仕掛けが満載で、ここから巻き返しを狙える可能性は十分にありそうだ。
(文=斉木順)

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