4月11日からスタートする連続ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)でW主演を務める嵐・櫻井翔と広瀬すずが、同月7日発売の情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)に登場。相性抜群のふたりのかけ合いが、双方のファンの注目を集めている。
同ドラマはポンコツだが人望の厚い探偵・風真(櫻井)と、天才的なヒラメキを誇るも無鉄砲な探偵助手・アンナ(広瀬)がバディを組むミステリー作品。当然コミュニケーションをとるシーンが多いのだが、ふたりは2018年に公開された映画『ラプラスの魔女』や、同年末に放送された『第69回NHK紅白歌合戦』の司会役として共演経験がある。
その経験が今回も活かされているらしく、櫻井は「撮影中も、目と目で分かり合えたりすることもあって。台本のせりふやト書きには書かれてない何かを通じ合っている」と感じているとのこと。
さらに広瀬によれば「アドリブ満載」らしく、「櫻井さんがすごく楽しそうなんです(笑)」とも語っており、これまでの共演時と変わらず相性はピッタリのようだ。
櫻井にとって連続ドラマ主演は17年10月期に放送された『先に生まれただけの僕』(同)以来であり、同作では高校の校長役というマジメなキャラを演じていたが、今回は「久しぶりに遊びの余地がある役ですから(笑)」とのことで、広瀬とのアドリブ合戦を含めてファンの期待を煽ることになった。
また、櫻井と広瀬のW主演というだけでも注目度は高いが、同作には橋本環奈やKAT-TUNの上田竜也、大島優子など主演クラスの俳優たちが脇を固めているため、ネット上では「超豪華共演!」「民放ドラマの予算で収まるの!?」などと話題を呼んでいる。
櫻井によれば、その共演者たちも「みんなが自分のキャラクターを生き生きさせたいんだろうなと感じます」とのことで、こちらも視聴者を楽しませることになりそうだ。
バディもののミステリー作品といえば、櫻井が毒舌執事、北川景子が令嬢刑事役を演じてコンビを組んだ11年放送の連続ドラマ『謎解きはディナーのあとで』がシリーズ化されたが、広瀬という心強い相棒を得たことで、新たな代表作の誕生となるか注目集まる。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。