女優の北川景子が、15日に放送されたバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）に出演。プライベートと仕事モードの「スイッチが切り替わらない」というガチ悩みを打ち明けた。昨年、産後わずか2カ月で仕事復帰するなど完璧主義の顔がのぞいていただけに「ストレスが溜まっているのでは」と心配の声が上がっている。
番組では、北川が「一歩外に出たら、みんなが（私を）北川景子と思っているから気が抜けない。でも、家に帰っても北川景子じゃなくならない…」と悩みを告白。家でリラックスしていいはずの時間でも「ダラってしてると『あっ、いま見られたらヤバかった』と気になっちゃう。朝起きたら『北川景子やるぞ！』って感じで、自然体がわからない」とのことで、職業病ともいえる自身の状態を嘆いた。
また、仕事でも「女優・北川景子」としてプロに徹しているようで、ドラマで共演する永山瑛太は「セリフが飛んだりしたところを1回も見たことがない」「朝早くても口角が上がってるし、笑顔でみんなを引っ張ってくれる」と証言している。
実際、完璧主義者ぶりは北川本人も自覚している様子。北川は、9日に出演した番組で「家庭のことも完璧にやりたいし、仕事も完璧にやりたいんです」と発言しており、夫でミュージシャンのDAIGOに対して「いいよやるよ。私が全部やる」と宣言するのだという。
だが、家庭と仕事を両立するストレスが限界に達すると「自分で（全部やると）言ったのに、いっぱいいっぱいになると“バーン！”って爆発する」とのこと。本当に怒りが爆発するのは年に1度か2度しかないが、その時は「もう鬼じゃすまないですね。『魔物』って感じになりますね」と笑顔で告白していた。
実際に怒ると「黙ってしまう」とのことだが、この怒り方は「家庭でしか出ない」もので、魔物級の怒りの対象はDAIGO限定のようだ。
これにネット上では「出産後もすぐ復帰してたし、子育てしながら連ドラなんて本当に大変だろうな」「仕事も完璧、外見も完璧、家でも完璧…ってなったらそりゃ爆発する」「仕事を頑張りすぎてる印象だから家でくらいゆっくり休んでほしい」といった心配の声が続出している。
その一方で「DAIGOが支えてるから北川景子でいられるんだろうな」「完璧主義の奥さんだと旦那さんも大変だろうけど、DAIGOは上手くやってそう」「スキのない北川さんみたいな人には、ひょうひょうとしたDAIGOがぴったりなのかも」と、DAIGOを称えるコメントも多数。北川は「家でもあのまま」とDAIGOも家庭での様子を証言しており、あのキャラクターが結婚生活のいいクッションになっている可能性がありそうだ。
DAIGO自身は、今月3日に出演した番組で「奥さん、強いですか？」と問われ、それに「強いというか…俺がついていきたい存在なんで」と返答。ここで「奥さんの方が強い」「奥さんが怖い」といった恐妻ネタにせず、北川へのリスペクトを表明したことにネット上で称賛の声が沸き起こった。
また、DAIGOは家庭内の序列について「妻がいて、娘もいて、ネコ飼ってるんで、その下に俺がいる」と発言。「北川→長女→ネコ→DAIGO」という序列で最下位に自身を持ってくるあたりも、夫婦円満のカギがDAIGOの穏やかな性格にあることをうかがわせる。
北川の完璧主義な性格は心配になる面もあるが、DAIGOのサポートがあれば今後も順調な仕事ぶりと円満な夫婦生活が続きそうだ。
（文＝斉木順）
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