中居正広「さんまと共演NG」報道… SMAPファンが心配する「木村拓哉の影響」

斉木順

 元SMAPの中居正広がタレントの明石家さんまを「共演NG」にしていると報じられ、ファンから心配の声が上がっている。中居は「さんま」という言葉すら受け付けない“さんまアレルギー”状態で、その原因は5年前のSMAP解散騒動にあるという。

 発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が『中居正広「さんまアレルギー」でIMALUとばっちり「共演消滅」トラブル』などと報じており、共演NGが明らかになった発端はレギュラー番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)だったという。

 今年1月より、同番組には「彼氏のことが好きでたまらない」という“ラブ子さん”の新メンバーとして、さんまの娘であるIMALUが加入。ところが、メンバー入りをめぐって中居サイドから「さんまさんはダメだって知らないんですか?」「さんまという言葉もNG」などと制作側にクレームが入り、一時はIMALUの出演が白紙になりかけたという。

 結局は「さんま」という言葉を出さずに番組を進行することでIMALUは出演が可能になったが、これを機に「中居くんはさんまさんと共演NG」という話が広がったようだ。

 SMAP時代は『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の名物コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」などでさんまと共演し、絶妙のコンビネーションを見せていた中居。それが「共演NG」になってしまった原因は、SMAP解散騒動が勃発した2016年に同コーナーで、さんまが「飯島さん(元SMAPマネジャー)は何してはるの?」「俺はメリー派」「お前はなんか、俺を『木村(拓哉)派』みたいな目で見てるやん」などとぶっ込んできたことだったという。

 これに中居は、苦笑いで「僕ら5人に“派閥”なんてないですから」などと大人の対応。だが、まるで「中居たちと木村が4対1で対立している」といわんばかりのイジり方によって、さんまに苦手意識を覚えたともいわれている。

 実際、この翌年から同コーナーは放送されなくなり、さんまは「中居とのコーナーだけはやりたいと言ったのですが、今はさんまと中居が生放送で絡むのはちょっと……ということで」と自身のラジオ番組で理由を説明していた。

 また、2018年には中居が司会を務める音楽特番『音楽の日』(TBS系)に、さんまが元妻の女優・大竹しのぶとコラボ出演。しかし、さんま出演時だけ中居がスタジオから姿を消し、もうひとりの司会の安住紳一郎アナだけで対応していた。

 とはいえ、中居は今年3月に出演した番組で「参考にしている司会者」として他の大御所タレントと共にさんまの名前を挙げており、さんまという言葉までNGというわけでない模様。しかし、約5年にわたって共演が途絶えているのは事実で、今回の報道に信憑性を感じてしまうファンは少なくない。

 ただ、ネット上のSMAPファンは「さんまさんは騒動をイジりすぎていたから仕方ない」「テレビで『木村派』『メリー派』とか派閥があるように言ったのは気分が悪かった」と、さんまに対しては思うところがある人が多い様子。それでも「共演NG」報道をファンが気にしてしまうのは、中居がさんまの背後に木村の存在を感じて共演を避けるようになったのではないか……という懸念があるからだ。

 さんまと木村の家族ぐるみの付き合いは有名で、SMAP解散騒動後も仲の良さは変わらず。ふたりが共演する毎年恒例の新春バラエティ特番『さんタク』(フジテレビ系)は今年も放送された。もし木村との親密さが影響し、中居が「木村派」であるさんまとの共演を避けているとしたら「中居・木村の不仲説」の信憑性が跳ね上がってしまう。

 今後、中居とさんまの久々の共演が実現すれば、ファンの心配は解消されることになるだろうが……。はたして、ふたりが再び交わることはあるのだろうか。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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