前田敦子、激辛挑戦&虐待容疑の母役で見せつけた覚悟! アイドル時代なら「絶対NG」の衝撃ハプニングも放送

斉木順

 元AKB48で女優の前田敦子が、12日に放送されたバラエティ番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の人気企画「超激辛チャレンジグルメ」に初参戦。アイドル時代には考えられなかった身体の張り方で話題を呼び、独立や子どもとの生活についてもぶっちゃけた。

 番組では、前田やU字工事・福田薫らが制限時間25分で「爆辛とろみ!紅の蒸し鶏あんかけ麺」の完食にチャレンジ。初参戦となる前田は「市販の激辛商品は辛いと思ったことがない。刺激がほしい!」と、辛さに絶対の自信を見せていた。

 ところが、ひと口目であまりの辛さに「ウッ」とむせて麺を吐き出してしまうハプニングが発生。AKB48時代なら絶対にNGだったであろう衝撃シーンに対し、U字工事・益子卓郎が思わず「ウソでしょ」と声を上げた。

 だが、前田はひるむことなく気を取り直し、ガンガンと麺を口に運んでいくガッツを発揮。今回のチャレンジには並々ならぬ思いがあるそうで、前田は「今年からフリーになったので、自分の人生に責任を持って頑張りたい」と明かした。

 フリーになってからは自分でオファーやスケジュールを管理し、公式ホームページ作りも自分でやっているという。さらに、母として何にでも挑戦する姿を我が子に見せたいという気持ちも激辛企画への参戦を後押ししたようだ。

 途中、前田は「テレビのCMとかを見て、子どもが『ママ』って言ってくれるようになったんですよ」と話し、顔をしかめて激辛料理を食べながら「この番組も私がすごい顔してるから、笑ってくれると思うんですよね」と、2歳になる長男を思いながら必死にチャレンジを続けた。

 残念ながら3分の2を食べたところでギブアップとなってしまったが、ネット上では「あっちゃんがめっちゃ身体張ってる!」「子どものために頑張る姿にグッとくる」「AKB時代は激辛チキンで再起不能になりかけてたのに…母は強し!」「最近。すごく親しみやすくなった」などと好意的なコメントが続出。放送中に「あっちゃん」がTwitterでトレンドワード入りする大反響となった。

 前田といえば、夫で俳優の勝地涼と離婚協議中と伝えられている。勝地も昨年12月に出演した番組で「僕がバーッと動いたりして息子をゲラゲラ笑わせる自信がある」などと子煩悩ぶりを明かしていたが、今回はそれに対抗するかのように前田が「すごい顔しているから息子が笑ってくれると思う」と発言。互いに息子に深い愛情を持ちながら、離婚協議に入ってしまったのは切ない気もする。

 しかし、前田はすでに吹っ切れているようで、それが今回の激辛チャレンジ参戦にもつながったのだろう。

 また、前田は同日に竹野内豊が主演する月9ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)にゲスト出演。「1歳半の長女への虐待を疑われている母親」という難役だったが、ネット上の視聴者からは「表情や目の演技が素晴らしい」「元アイドルと思えないほど上手かった」「しっかり女優さんに成長してる」などと大好評だった。

 ドラマの設定だとしても「虐待を疑われる母親」という役柄には抵抗があっただろうが、女優魂で演じ切ったことで「覚悟」を見せつけたといえそうである。

 すでに実質的な「シングルマザー」になっているとみられている前田だが、これだけの覚悟と強さがあれば、今後も育児と仕事を両立しながら活躍してくれそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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