前田敦子、勝地涼との「復縁希望」で離婚協議は長期化か… 「離婚危機」イメージで仕事に悪影響の可能性も
斉木順
ただ、一般的に弁護士を立てて離婚協議に入った夫婦が復縁するケースは非常に少ない。それでも「別れたくない」と話し合いを拒否し続ければ、いたずらに協議が長引くことになる。いつまでも「離婚危機」状態のままだとイメージが悪化し、仕事にも影響が出る危険性がある。 同じく夫と別居中で離婚危機にあると報じられているタレントの「ゆうこりん」こと小倉優子は、かつてオリコンの『好きなママタレントランキング』で連覇を果たすなど“憧れのママ”ポジションでCMやバラエティで活躍。ところが、小倉が第3子を妊娠中だった2019年末に夫が家を飛び出し、離婚危機にあることが明らかになった。 夫側が強く離婚を望んでいるとされたが、小倉は応じずに復縁の可能性を模索。以降、1年以上にわたって「離婚危機」の状況が続き、その影響で小倉は「憧れのママ」の座から陥落。昨年発表された『好きなママタレントランキング』でも圏外となり、騒動の影響なのか「夫を支える妻」という役どころで出演していたCMが終了したとも伝えられている。 前田は昨年末に大手芸能プロから独立し、現在は海外進出も視野に入れながらフリーとして意欲的に活動している。だが、やはり「離婚危機」のイメージがつきまとっているうちは広告などに起用しづらく、この状況が続けば仕事に悪影響を及ぼしかねない。 すっぱり別れを決断した女優の杏はイメージに傷がつくことなく、現在も「憧れのママ」として多くの女性に支持されている。別れるのか、別れないのか……人生の大きな決断であるだけに簡単に踏ん切りがつくものではないだろうが、イメージ商売であるタレントの場合はズルズルと引き延ばすとドツボにハマってしまう危険性がありそうだ。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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