みちょぱ『スッキリ』コメンテーター出演が好評! 賛否両論状態から「番組に合ってる」「面白い」との声が増加

斉木順

 ギャルモデルの“みちょぱ”こと池田美優が、4月の改編から情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に木曜コメンテーターとして加入したことが話題になっている。当初は「違和感がある」といった声もあったが、早くも「面白い」「番組に合ってる」などと高評価が上回ってきているようだ。

 みちょぱのコメンテーター初仕事は4月1日の放送で、いきなり冒頭から司会の加藤浩次に「撮られちゃったな?」と熱愛報道をイジられる展開に。みちょぱはそれに「タイミング、ちょっと悪かったですね」と自虐的な笑いで返し、モデルの大倉士門との交際が「オープン」であることを印象付けた。

 時事問題や芸能の話題を斬らなければならないコメンテーター自身に「タブー」があると視聴者はモヤモヤしてしまうが、その問題を早々に片付けたといえる。

 コメンテーター就任に際し、みちょぱは自身のTwitterで「もちろん賛否両論あるのはわかっています!あたし自身が1番びっくりしてるんだから!笑」「難しい話も勉強しながら段々とちゃんと自分なりの意見が言えるように頑張っていきます」などと綴っていた。

 その言葉どおりにネット上では賛否が発生し、視聴者から「朝のイメージがない」「違和感がある」「政治や事件へのコメントなんてできるの?」といった批判が少なからず上がっていた。

 しかし、実際に1日、8日と2回の出演を終えた現在は「みちょぱが出てるスッキリ面白い」「変に偏ったコメンテーターより全然いい」「情報番組でも上手く立ち回ってて本当に頭いいんだなと思った」「意外と番組に合ってる」といった声が増加している。

 また、4月の改編を機にリニューアルされた同番組はバラエティ色が強まっており、ボーイズグループ発掘オーディション企画や、月替わりのMCが最新エンタメ情報を届ける新コーナー「SHOWCASE」などがスタート。事件報道や時事問題などの割合が減ったことで、みちょぱのキャラクターを生かしやすい状況になっている。

 さらに、みちょぱの起用は局側にとってもメリットが大きいという。

 最近、テレビ局は20~30代の若者層をメインターゲットに位置付けており、その世代にどうやってアプローチするかが大きな課題になっている。在宅勤務が増加したことで平日昼間の情報番組も若者層を意識するようになり、そこで若者が共感しやすい「同世代の代弁者」として白羽の矢を立てられたのが、みちょぱだったわけだ。

 コメンテーターに不祥事があれば大事件になってしまうが、みちょぱは意外にも「芸能人とのお酒の席に行かない」「地元の友だちとの飲み会も知らない人が1人でもいれば断る」という超慎重派。パリピ志向が原因で大問題が起きてしまった“ゆきぽよ”こと木村有希と違い、交友関係もかなり厳選しているという。

 どんな番組にも対応してしまう頭の回転の早さがあり、素行面でも不安要素がないとなれば、コメンテーター業でも評価されそうな気配。一般的にギャルは奔放なイメージがあるが、みちょぱの場合は何でもソツなく器用にこなしてしまうようだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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