欅坂46「デビュー曲」が高校の教科書に掲載! キャプテンが“復活”を匂わせ?

永尾兼

 昨年10月より櫻坂46に改名した欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』の歌詞の一部が、2022年4月から高校の教科書に掲載されることが決定したと3月30日に発表され、ファンから歓喜と祝福の声が寄せられている。

 秋元康・総合プロデュースによって16年4月にリリースされた同楽曲は、「声を上げない者たちは賛成している」などといった“物言わぬ大衆側”でいることへの疑問を投げかけるメッセージ性の強い歌詞や、斬新な振り付け、センター・平手友梨奈の表現力の高さなどが注目され、オリコンデイリーCDシングルランキングで1位を獲得。発売初週で約26万枚を売り上げるヒットを記録した。

 その独特な振り付けに関しては以前、教諭向け教育誌に“運動会のダンスガイド”として掲載され話題を呼んだことがあるが、今回は『歴史総合』の教科書において、“民主主義を考える特集”の中に歌詞の一部とMVからの写真が掲載。これに対し、SNS上では「平手ちゃんの姿が載ってる!」「秋元先生、すげぇ!」などといった声が上がるなど、ファンのテンションを高めることになった。

 この快挙により、欅坂46時代の楽曲が再び注目を集めそうだが、昨年10月のラストライブ以降、かつての楽曲が披露される機会はなく、同年12月に開催された『櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!』のセットリストは、1stシングル『Nobody’s fault』をはじめ櫻坂46名義の楽曲のみで構成されていた。

 運営側からは特に「欅坂46時代の楽曲は封印」というアナウンスはないため、ファンの間では「いずれ復活の可能性も?」と期待する声があるが、今回のニュースを受けてさらに盛り上がりを見せているようだ。

 また、この発表の前日に放送されたラジオ番組『レコメン!』(文化放送)では、月曜レギュラーパーソナリティーを務めるキャプテンの菅井友香が、欅坂46時代の楽曲を久しぶりに聴いたことを明かし、「ああなんか、やっぱ懐かしいというか、欅のときも楽しかったなぁ、と思って」と発言。さらに「やっぱり、いつになっても欅のときの曲は聴き続けたいなと私も思ってるし、またできる日がきたらうれしいですね。やりたいです」とも語ったため、これを“復活匂わせ”発言だとポジティブに捉えるファンもいるようだ。

 4月14日には2ndシングル『BAN』のリリースが予定されるなど、グループ改名後も順風満帆の様子だが、デビュー時から応援してきたファンにとっては、菅井と同様に欅坂46時代の楽曲は大事な宝物だろう。今回のニュースがキッカケとなり、次のライブで復活することを期待したいところだが、果たして?
(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
 AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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