乃木坂46「オーディション合格の秘訣」を明かすも… 参考にならず? “妥協しない”姿勢に絶賛の声

永尾兼

 乃木坂46・1期生の生田絵梨花が3月27日の女性ファッション誌「with」(講談社)に登場。2011年に行われたオーディションについて語り、ファンの注目を集めている。

 “イチかバチかの局面でウソをつかない”というMyルールをもつ生田は、オーディションでもそれを実行していたようで、「最近、楽しいことあった?」という質問に対し、「『ないです』って答えたんですよ(笑)」とのこと。

 しかも真顔で答えたらしく、「あのとき、自分を取り繕うことをしなかったから、今ここにいられるのかもしれません」と振り返ったが、以前出演したバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では、幼少期に月曜日はピアノ、火曜日はバレエ、水曜日は書道、木曜日は水泳、金曜日は英語と、みっちり習い事をしていたことを明かしていた。

 そんなバックボーンに加えて、乃木坂46内でトップクラスの歌唱力を誇る生田。そのため、ネット上では「美貌と才能、教養があってこその評価」「普通の人が同じ受け答えしても合格しないのでは」など、“合格の秘訣”にはならないとする意見が寄せられている。

 そうして「倍率約1000倍」というオーディションを勝ち抜きデビューに至った生田だが、元々の夢だったミュージカル女優を目指し、グループ活動と並行してボイストレーニングに通うなど努力を続けたという。

 やがて舞台に立つようになり、アイドル業と女優業を「“両方妥協しない”というルールを自分に課した」とのことだが、同番組で紹介された密着映像では、そのプロフェッショナルな姿勢が話題を呼んだ。

 生田は東京でミュージカルの稽古を6時間おこなった後に新幹線で大阪へ移動し、乃木坂46のコンサートの準備のため寝る間も惜しんでリハーサルやピアノの練習に励んだのだが、その過酷なスケジュールで視聴者を驚かせるとともに、弱音を吐かずにやり遂げる姿に絶賛の声が相次いだのだった。

 そのような苦労を乗り越え、昨年3月発売の雑誌「ミュージカル」(ミュージカル出版社)が発表した『19年度のミュージカル女優ベスト10』で3位にランクインという快挙を達成した生田。その妥協しない姿勢は乃木坂46の後輩だけでなく、アイドルやミュージカル女優の志望者にも良きお手本になっていることだろう。
(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

乃木坂46「オーディション合格の秘訣」を明かすも… 参考にならず? “妥協しない”姿勢に絶賛の声のページです。エンタMEGAは、エンタメアイドルの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!