乃木坂46・生田絵梨花、『レ・ミゼラブル』“大役”抜擢に不安の声も… 卒業後を占う試金石に?

編集部

 東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』2021年公演の全キャストが発表され、乃木坂46の生田絵梨花がエポニーヌ役に選ばれたことが明らかになった。

 東宝製作の『レ・ミゼラブル』は、ヴィクトル・ユゴーの小説を原作とし、19世紀初頭のフランスにおける社会情勢や民衆の生活を描いたミュージカル。1987年の日本初演から30年以上、上演回数は3000回を超えるという歴史ある舞台だ。

 2021年公演は、5月から7月にかけて東京・帝国劇場で、8月から10月にかけて福岡・大阪・松本で上演される予定。「第2のヒロイン」とされるエポニーヌ役は、唯月ふうか、屋比久知奈が前回から続投となることがすでに発表されていたが、新たに生田の起用が明らかになり、例年どおりトリプルキャストとなった。

 生田の『レ・ミゼラブル』出演はこれで、17年公演と19年公演に続く3度目となる。生田はこれまでコゼット役で出演しており、エポニーヌ役は初挑戦。この発表に、「生ちゃん、もうエポなの?!」と驚きの声が多く上がっているが、しかしこの“抜擢”が賛否を呼んでいるようだ。

 「生ちゃんの本当にやりたかった夢が叶ってどんどん大きく成長してるのは凄い」「エポニーヌを演じられるとミュージカル女優として本当に認められたように思える。嬉しい」と生田ファンから喜びの声が上がる一方、「彼女は好きだがちょっと早すぎるような気がする」と、批判的な意見も出ているのだ。

 エポニーヌは観客の感情移入を誘いやすい役柄で、「On My Own」という有名なソロ曲もあったりと見せ場が多い。しかし、複雑な背景を持つキャラクターのため、演じる側の実力が問われる役でもある。そのため、「生田絵梨花さん好きですが、やっぱり声量の無さは目立つ」「お嬢様感が強いのにエポニーヌできるの?」と、今回のキャスティングに疑問を抱くミュージカルファンが多いようだ。

 もっとも、「正念場だと思う。とても楽しみでもある」「本当に芯のある声量が求められる。さらに成長した姿を見せて欲しい」と激励する声もあり、これまで以上に力量を求められるからこそ、殻を破り、見事にやり遂げてほしいと期待する者も少なくない。

 幼少期からミュージカル女優を目指していた生田は、乃木坂46の活動と並行して音楽大学で学び、着実に舞台経験を積んでいる。一部でグループ卒業も噂されているが、彼女のエポニーヌは、ミュージカル女優としての今後を占う試金石となりそうだ。

乃木坂46・生田絵梨花、『レ・ミゼラブル』“大役”抜擢に不安の声も… 卒業後を占う試金石に?のページです。エンタMEGAは、エンタメアイドルの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!