ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK！』（TOKYO FM／JFN38局ネット）の人気コーナー「GIRLS LOCKS！」が4月から約1年ぶりに復活し、女優の森七菜が週替わりレギュラーに起用されることがわかった。多数のブレイク女優を輩出してきた同コーナーへの起用は、森の大飛躍を決定づける要素になる可能性がありそうだ。
同コーナーは4月5日から、毎月1週目はモデルの山之内すず、毎月2週目は森、3週目はアーティスト「adieu（アデュー）」としても活動する女優の上白石萌歌、4週目はTikTokerでタレントの景井ひながそれぞれ週替わりでパーソナリティーを担当する。
同コーナーは旬の若手女性タレントが起用され、多くの出演者が大ブレイクを果たしていることから「ネクストブレイクの登竜門」ともいわれる。過去にパーソナリティーを務めた面々をみると、新垣結衣、榮倉奈々、堀北真希、戸田恵梨香、能年玲奈（現・のん）、橋本愛、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁……と、そうそうたるメンバーだ。
今回発表された新レギュラーたちにも熱い視線が注がれることになるが、そのなかでも本格ブレイクへの別格の期待を集めているのは森だろう。
昨年まで順調にブレイク街道を歩んでいた森だが、今年1月に「移籍騒動」が勃発したことで今後を危ぶむ声が上がっていた。天真爛漫なイメージが傷ついてしまうのではと危惧され、ゴタゴタの影響によって「オファーが途絶えた」「移籍前から決まっていた仕事を消化したら消える」といったウワサもまことしやかにささやかれた。
しかし、結局は大手の「ソニー・ミュージックアーティスツ」とエージェント業務提携を結ぶことで騒動は終結。今月19日には公式Instagramが復活し、同日に映画『ラストレター』で第44回日本アカデミー賞の新人俳優賞に選出され、完全復活を印象づけている。
ブレイク女優を多数輩出した「GIRLS LOCKS！」のレギュラー就任も強力な追い風になるとみられ、一部メディアでは第42回吉川英治文学新人賞を受賞したNEWS・加藤シゲアキの長編小説『オルタネート』の映像版で森が女子高生役に起用されるのではないかと推測する声も上がっている。
俳優の神尾楓珠と共にNTTドコモの新料金プラン『ahamo（アハモ）』のCMキャラクターも務めており、危惧されていた「露出減」はまったくみられない森。ネガティブな騒動の印象を完全払拭し、ふたたび快進撃を見せてくれそうだ。
（文＝斉木順）
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