森七菜、“独立騒動”影響で次の主演ドラマが保留か… 先輩・二階堂ふみのようにバラエティ進出も?

宇原翼

 先月、事務所移籍をめぐるトラブルが相次いで報じられた女優・森七菜だが、この影響で主演ドラマが保留状態になったと一部で報じられている。

 森は先月中旬、公式Instagramや当時の所属事務所のプロフィールが予告なく削除され、大きな騒動に。同月24日には大手芸能プロ「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」との業務提携が発表されたが、この“移籍”をめぐって前事務所とトラブルになっているとスポーツ紙などで報じられた。

 SixTONES・松村北斗とのダブル主演映画『ライアー×ライアー』の公開が今月19日に始まり、騒動のことなど感じさせる様子もなくテレビ番組を中心にメディア露出が増えている森だが、実際はそのキャリアに大きく陰を落とした可能性があるようだ。

 「日刊ゲンダイDIGITAL」22日付の記事によると、日本テレビは7月期を目標に森の主演ドラマを放送するよう準備を進めていたものの、騒動を受けてペンディングになったという。2019年1月期に放送され、大きな話題を呼んだ同局のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』の制作チームが手がけるとのことで、生徒のひとりとして出演していた同作から主演への抜擢は森の躍進ぶりを表しているが、これにストップがかかったことになる。

 また、19年にテレビCMに出演しなかったタレントのCM増加数にフォーカスした「2020年TV-CM急上昇ランキング」(エム・データ)で森は4社の出演で2位となっており、今年はさらに契約数を増やすと見込まれていたが、このCM人気に陰りが出る可能性も。「日刊ゲンダイ」は一部企業が契約見直しに動いているとしており、これも騒動の余波なのだという。

 事実であれば、森を取り巻く状況はかなり厳しそうだ。移籍騒動については、当初からSMAに移籍する方向で調整中と報じられていたが、蓋を開けてみれば所属ではなく「エージェント業務提携」という契約形態となっており、SMA側が騒動を受けて慎重になったのではとも囁かれている。

 森の演技力は高く評価されており、たとえ現状は厳しくともいずれ女優として返り咲くのは必至だろうが、それまではバラエティ番組で活躍する道もあるかもしれない。明るい天然キャラはバラエティとの相性も良く、20日に放送された『胸キュン検定!』(TBS系)では初のMCに挑戦。バラエティで体当たりの姿を見せれば、好感度を上昇させ、トラブルのイメージを払拭することも可能だろう。事務所の先輩である二階堂ふみは『ぐるナイ』(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります」で2年にわたってレギュラー出演したが、はたして……。

(文=宇原翼)

<ライタープロフィール>
 雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。ジャニーズやLDHを中心に、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティ番組などを日々チェックしている。紅白出場の某歌手とはマイミクだったことも。

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