ゆきぽよ、騒動で「被害者ヅラ」したことを反省… 大幅な“キャラ変”で再起なるか

斉木順

 ギャルモデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が18日、日刊スポーツの取材に応じて一連の「騒動」について告白。「被害者ヅラしてしまった」などと反省し、持ちネタにしていた「過去の彼氏が4人逮捕された」というエピソードを完全封印して再起を目指すと語った。だが、これにネット上で疑問の声が飛び交うなど物議を醸しているようだ。

 ゆきぽよをめぐっては、今年1月に「週刊文春」(文藝春秋)が彼女の自宅に出入りしていた知人男性が2019年にコカイン使用で逮捕されていたと報道。以降、ゆきぽよはメディア露出が激減している。

 今回のインタビューで、ゆきぽよは仕事が減少した窮状を告白し、独特の言葉で「赤ちゃんは最初は1人で歩けず、立ち上がって転んでを繰り返す…今、立ち上がろうとしているんです、私」と再起を誓っている。

 また、知人男性との関係については「先輩の紹介で知り合った。好意を寄せられていたが、2019年当時、きっぱりお断りしている」と、自宅にたくさん出入りしていた“友人のひとり”と説明。知人男性は2018年に詐欺容疑でも逮捕されているが、当時はロケで海外に行っていたので知らなかったといい、男性が警察の取り調べで暴力団の組員だと供述したことも後日に知ったという。

 報道直後に出演した情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では「(問題の知人男性に)付きまとわれていた」などと説明していたが、それについては「被害者ヅラしたコメントをしてしまった」と反省。今後は「元カレ5人のうち4人が逮捕された」といった持ちネタエピソードも封印し、この失敗を教訓として「この状況をどう楽しみながら、どう脱出できるかを考えています」としている。

 これにネット上では「本人が犯罪を犯したわけでもないんだから必要以上に責めるべきじゃない」「謝って反省もしてるんだから、もういいでしょ」「こんなに叩かれるようなことじゃないと思う」「ゆきぽよが悪いわけじゃない」といった応援の声が。

 だが、それ以上に「よく素性も知らない相手に合いカギ渡して自宅に出入りさせてたってこと?」「相手の男、完全に反社じゃん…」「再起するのは勝手だけど、もうテレビで見ても笑えないかも」といった厳しい意見が目立っている。

 また、雨上がり決死隊の宮迫博之らは反社会的勢力の会合で“闇営業”をしたことが原因で現在もテレビ界から“追放”状態になっている。それを引き合いに「宮迫はダメでゆきぽよはOKってダブルスタンダードでしょ」「たまたま呼ばれた営業先が反社だった宮迫より、反社が自宅に出入りしてたゆきぽよの方がヤバイのでは…」といったコメントも多く寄せられている。

 さらに、ゆきぽよがブレイク以来貫いてきた“ヤンチャキャラ”を封印してバラエティで今までのように活躍できるのか……という部分も未知数。大胆な“キャラ変”が求められるのは間違いないが、芸風と素顔にそれほどギャップがないことが魅力だっただけに路線変更がスムーズにいくかどうかは疑問が残る。

 それでも、ギャル特有の根性で彼女は立ち上がるのか。再起をかけたゆきぽよの「変化」に注目したい。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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