ゆきぽよ『ロンハー』出演で「世間様の言うとおりでございます」と反省モード… 騒動の“ネタ化”に厳しい声も

斉木順

 自宅で知人男性が違法薬物を使用した過去を報じられたギャルモデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が、16日深夜に放送されたバラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)にゲスト出演。「これからは定時で帰ってきてスーツを着てる男性を選ぶ」「ウェイ系の飲み会にはいかない」などと、早くも騒動をネタにしたことが物議を醸している。

 騒動以降、テレビ露出がめっきり減少しているゆきぽよ。この日の収録は報道の直後だったそうで、ゆきぽよが呼ばれた名物企画「格付けしあう女たち」の今回のテーマはタイムリーすぎる『男を見る目がなさそうな女』だった。

 司会のロンドンブーツ1号2号・田村淳によると、ゆきぽよにオファーを出したのは騒動の前で「このタイミングになって、スタッフがかなり頭を抱えていた」とのこと。番組側は出演させるか迷ったようだが、最終的にゴーサインが出たという。テレビ局側がゆきぽよの起用に慎重になっていることがうかがえるエピソードだが、それでも出演させてしまうのが『ロンハー』らしいといえる。

 番組では一般男女200人にアンケートを実施し、その結果発表の前に出演者たちが「格付け」予想を展開。だが、共演者たちも絡みづらいのかゆきぽよに切り込んでいく人はほとんどおらず、ゆきぽよ本人も苦笑いするのが精いっぱいで腫れもの扱いムードに。そんななか、唯一ゆきぽよに向かっていったのはAKB48の峯岸みなみだった。

 峯岸はゆきぽよをワースト2に選び、その理由として「SNSとかに飲み会の写真をアップしていた時期があって、緑の小さいお酒(パリピに人気のコカボムなど)で乾杯してて、これ飲む人は判断能力が欠けているんじゃないかと思って」と鋭くコメント。さらに「ああいう飲み会をしているということは、周りもそっち系の“ウェイ”ってしている人なのかな」と、交友関係の危うさに言及した。

 これを受けて田村が「でも、これからはそういうところ行かないでしょ?」と質問すると、ゆきぽよは「もう行かないです。興味もなくなりました」と反省した様子で返答。しかし、峯岸の意見にまったく反論できない“自業自得”な状況に「つらい、しんどい」とこぼす場面も。また、ゆきぽよは男性を選ぶポイントとして「これからは定時で帰ってきて、スーツ着てる人」と、過去に交際してきた“ヤンチャ系”とは真逆の人物像を挙げて笑いを誘っていた。

 これにネット上の視聴者からは「もう騒動をネタにしていたのが不愉快」「好感度を戻そうと必死なのが逆効果」「スーツ着てる=真面目って考え方どうなの?」「宮迫(博之)とかテレビに出られなくなったのにゆきぽよはいいのか」といった厳しい声が。

 その一方で「可愛いし面白いし、このまま終わるのはもったいない」「もう謝ったし反省してるんだからいいじゃん。頑張ってほしい」「憔悴してるみたいで可哀想」「あそこまでイジれるロンハーはさすが」といった好意的な意見もあり、賛否両論となっているようだ。

 一般アンケートでは5位で「ヤンキーが犬を助けてたらすぐ好きになりそう」などの声に対して「世間様の言うとおりでございます」としおらしく認めていたゆきぽよ。いずれにしても、しばらくは“反省モード”での活動となりそうで、そのキャラクターの変化が吉と出るか凶と出るかによって彼女の今後が決まりそうだ。
(文=斉木順)

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 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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