みちょぱ、“男性蔑視発言”が問題視されるも… 大人気芸人の強力な“アシスト”、ゆきぽよの“失墜”で出演量は増加?

大西かずや

 3月4日放送のバラエティ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、MCの嵐・櫻井翔とゲストの藤原竜也&市原隼人で料理対決を実施。しかし、その料理の最中、審査員を務める準レギュラーの“みちょぱ”こと池田美優に「男性蔑視発言」があったとして、ネット上で話題となっている。

 問題のシーンは、普段から料理を嗜むという市原が華麗な包丁さばきを披露した際に起きた。これを見たみちょぱは「男の人がこれだけできるのは中々ないからいいですよね」と、市原の料理の腕前を絶賛したのだが、この発言を受けてMCの有吉弘行が「ちょっと今、男性蔑視発言したな。男性は料理ができないっていう」と指摘したのだ。

 それに対してみちょぱは「厳しいな!」とツッコミを入れたが、こうした“男女差別”とも受け取られかねない発言は世間でたびたび話題となっており、先月には日本オリンピック委員会の臨時評議員会で森喜朗氏が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」と語ったことが“女性蔑視”だとして、世界中から非難を浴びることに。その責任を取るため、森氏は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長職を辞任すると表面したのであった。

 このように“男女平等”であることがこれまで以上に求められる昨今、本人的には問題発言だと認識していなくても、受け取られ方次第では“批判の対象”になってしまう可能性があるだけに、メディアでの発言には十分気を付ける必要があるだろう。

 ただ、その“男性蔑視”を指摘した有吉はみちょぱのことを重宝している様子。そのため、ネット上では「ある程度の問題を起こしても保護してくれそう」「有吉が凋落しない限り、みちょぱはこの先も安泰だろうな」などと憶測する声も飛び交っているようだ。

 有吉はみちょぱ以外にも藤田ニコルやゆきぽよなど、ギャルタレントを自身の冠番組の準レギュラーやゲストに迎えることが多いことで知られているが、ゆきぽよに関しては、過去に知人男性がゆきぽよ宅にてコカインを使用し逮捕されたことや、数日後にゆきぽよ自身も尿検査を受けたことが、1月21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって報じられてしまった。

 検査結果は“陰性”だったものの、この記事によってイメージが大幅にダウンしてしまい、今後は「失墜していくのでは」との声も少なくない。その分のパイを奪うことで、みちょぱと藤田の出演量はさらに増えてきいきそうだ。

 昨年6月放送のバラエティ番組『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)では、有吉がみちょぱに対して「(肌が)白くてさぁ。俺、もうマジで怒り抑えてるからね。約束違うじゃない。一生黒ギャルって約束でしょ」と注意する場面があったが、今後も大きな事件を起こすことなく、ギャルのキャラを守りさえすれば、みちょぱがメディアから姿を消すことは当分なさそうだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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