“めるる”生見愛瑠、ドラマ初出演で主演抜擢! みちょぱら先輩モデルが避けてきた女優業に異例の進出

斉木順

 モデルの“めるる”こと生見愛瑠が、今月28日にスタートする深夜ドラマ『おしゃれの答えがわからない』(日本テレビ系)で、ドラマ初出演にして主演を務めることが発表された。先輩のギャル系モデルたちが避けてきた女優業への進出を果たしたことで、さらなる大飛躍が期待されている。

 昨年、めるるはSOLIDEMOのメンバー・手島章斗のソロシングル『大好き。』のミュージックビデオに出演したことをきっかけに演技に目覚め、2021年の目標に「女優業」を掲げていた。本格的な演技は初挑戦となるが、いきなりの主演抜擢ということで「女優・めるる」は最高のスタートを切ったといえそうだ。

 今作では、めるるがおしゃれな物や可愛い物を見ると具合が悪くなってしまう「おしゃれアレルギー」を持つ大学生・木ノ宮茜役を演じ、普段とは真逆の地味すぎるビジュアルが解禁されている。

 物語は、茜がひそかに思いを寄せる小中学校時代の同級生で人気者の大学生の悠人(佐藤流司)から「相変わらず地味だなー、お前」と言われ、彼を見返すために見違えるほどおしゃれな女の子に変貌を遂げていく青春ラブコメディとなっている。

 バラエティを中心に大ブレイク中ということもあって、めるるのドラマ主演が発表されると「楽しみ!」「めるるどんな演技するんだろう」「女優までやるなんてスゴイ」などとネット上で大きな反響が発生している。

 だが、その一方で「いきなり主演って大丈夫?」「ちゃんと演技できるのかな…」「台本の漢字読めなさそう」といった心配の声も。めるるはバラエティ番組『THE突破ファイル』(同)の再現ドラマで演技に挑戦したことがあるが、それを視聴した人たちからも不安の声が寄せられているようだ。

 また、めるるはギャル系ファッション誌「Popteen」(角川春樹事務所)出身だが、小森純や鈴木奈々、藤田ニコルら同誌出身の先輩たちはブレイク後も基本的に女優業は避けてきた。“みちょぱ”こと池田美優に至っては「演技の仕事は唯一のNG」と公言しているほどだ。

 めるるの女優業への進出は異例といえるもので、だからこそファンも期待と不安が入り混じった状態になっているのだろう。逆に言えば、初主演ドラマが成功すれば新たな道を切り開くことになり、活躍の場がさらに広がっていくことになりそうだ。
(文=斉木順)

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