3月20日放送のスペシャルドラマ『エアガール』(テレビ朝日系)で主演を務める広瀬すずと、共演者の坂口健太郎が3月17日発売の情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)に登場。撮影現場での様子が明かされ、双方のファンの注目を集めている。
本作は、広瀬にとってテレビ朝日系初となるドラマ主演作品。パイロットを夢見ながらも「空を飛んでみたい!」という一心で、戦後初の日本の航空会社である『日本民間航空』でエアガール(現在のCA)を目指した女性(広瀬)が描かれ、坂口はヒロインを支えるパイロット志望の青年役で出演している。
その坂口によれば、広瀬は撮影現場で「カメラが回っていないところでも、常にニコニコしている」らしく、「現場にすごくいい風を運ぶ女優さんだなと思いました」と絶賛した。
広瀬といえば、2019年前期に放送された朝の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)でヒロインを演じた際にも、スタッフにスリッパやお菓子を差し入れるなど、ベテラン女優のような細やかな配慮が週刊誌や共演者のインタビューなどで明かされていたが、今回の現場でも同様に振る舞っているのだろう。
現在22歳と若く、多忙を極める中でも周囲への気遣いを忘れない神対応ぶりに、ネット上では「どうしてそんなに人間ができているの!?」との驚きや、裏表のなさを称賛する声が寄せられている。
3月26日放送のドラマ『桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~』(フジテレビ系)では時代劇に初挑戦し、4月には嵐・櫻井翔とのW主演による連続ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)がスタート予定と、2021年も出演作が目白押しの広瀬。『ネメシス』に関しては、コミカルな役どころを演じるとのことだが、持ち前の器用な演技力を武器に様々なキャラクターを演じ分け、今後もファンを楽しませてくれるに違いない。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。