矢部浩之、後輩から「つまらない」批判も… それを受け止める度量の大きさに称賛の声! 『めちゃイケ』復活にも期待

大西かずや

 ナインティナインの矢部浩之が3月10日発売の女性向け情報誌「anan」(マガジンハウス)に登場。SNS上などでの自身に対する批判について「全く気にしません」と語り、その有言実行ぶりに絶賛の声が集まっている。

 2002年にスタートした冠番組『やべっちF.C. 日本サッカー応援宣言』(テレビ朝日系)が昨年9月に終了し、同年11月からはスポーツ専門動画配信サービス・DAZNにて配信されている後継番組『やべっちスタジアム』でメインMCを担当している矢部。

 新番組ではゲストを招き、配信ならではの「やや尖ったトーク」を披露していることで、サッカーファンから賛否両論の声が寄せられているそうだが、それに対して矢部は「芸能界で30年やらせてもらっているからですかね、アンチの意見は全く気にしません」と、強気な姿勢を見せた。

 そんな矢部に対する批判に関しては、後輩芸人の鬼越トマホークが1月放送のラジオ番組『鬼越トマホーク のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)内で、同局の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(同)について触れた際に「矢部さんが機能してない」「(矢部のことを)尊敬しているのは誰もいない」などと言い放ち、ネット上がザワつく事態に。

 これを受け、鬼越トマホークが先輩の同番組にゲスト出演する流れとなり、ここでも「つまらない」「矢部さんの返しは笑いにもなってない」などと言いたい放題だったが、矢部は芸人らしく終始笑い飛ばしており、後輩からの批判も素直に受け止めていた様子。その度量の大きさに、ファンからは「やべっちは優しくて懐が深い」「自分だったら怒ってると思う」と称賛の声が寄せられた。

 また今回のインタビューで矢部は「悪口も興味を持ってくれているということ」と語ったが、鬼越トマホークはナイナイの伝説的バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の大ファンだったらしく、当時の“ギラギラ感”を失いつつある先輩に歯がゆさを感じ、今回のような批判的な発言を行ったという。

 そしてラジオ内では、同番組をYouTube上で復活させるよう提案する場面もあったが、20年以上にわたって放送された超人気番組だけに根強いファンは多く、この案にはリスナーからも同調する声が相次ぐことに。

 過激な内容で、PTAによる「子どもに見せたくない番組」に挙げられてしまうことも多々あったが、ネット動画であれば地上波よりも企画の幅が広がり、批判の声もそこまで気にすることなく配信することができるだろう。

 最近では、一時期レギュラー番組を失ってしまった『とんねるず』の石橋貴明が、昨年6月にYouTubeデビューし、再ブレイクを果たしている。ナインティナインにも“もうひと暴れ”を期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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