お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が4月23日、ラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)での女性蔑視とも取れる発言に端を発した騒動。
それを受け、同30日、相方の矢部浩之が同番組に緊急出演。思わず耳を塞ぎたくなってしまうほどの強烈な「公開説教」を繰り広げ、ネット上では「矢部さんの説教すごい」「心に響く言葉」」「わざわざラジオでやること?」「上から目線が鼻についた」など賛否を呼んだ。
ただ、矢部の鋭い指摘が功を奏したのか、その後、ネット上の炎上騒ぎは落ち着きを見せ始め、「もう許してやれ」「これで岡村も反省したでしょ」といった声も聞こえるようになり、それと同時に、高校時代から続く2人の“コンビ愛”を再認識したファンも多かったようだ。
「矢部さんは2014年、元TBSアナウンサーで現フリーアナウンサー・青木裕子さんとの間に第一子が生まれたことで、プライベートの時間を充実させるために、『オールナイトニッポン』を降板しています。
そうした中、今回の騒動を受け、矢部さんは『オールナイトニッポン』に再登板、世間からの批判を代弁する形で岡村さんを説教。常日頃感じていた個人的な不満も含まれていそうでしたが、言葉の端々に相方・岡村さんへの愛も感じましたね」(エンタメ誌ライター)
高校時代からの旧友、そして相方だからこそ言える愛のある公開説教といえそうだが、その一方で、矢部はラジオ内で「リスナーの方も感じているでしょうけど、あんまりいい感じやない」などと、昨今の“コンビ不仲説”についても言及していた。