福原愛、不倫疑惑で番組ロケ中止報道… 「タレント転身」計画が頓挫で残る道は中国進出か、台湾に出戻りか

斉木順

 まさかの「里帰り不倫」疑惑で渦中の人となっている元卓球女子日本代表の福原愛が、出演予定だったバラエティ番組のロケを“ドタキャン”していたと報じられた。日本に生活の拠点を移して「タレント本格転身」を目指していたというが、その計画は完全に頓挫してしまったようだ。

 発売中の写真週刊誌「FLASH」(光文社)によると、福原は今月4日にドッキリ番組『ニンゲン観察バラエティ「モニタリング」』(TBS系)のロケに参加する予定だったという。福原が“卓球初心者”の一般人に扮し、大物アスリートと卓球で対戦して途中から本気を出すことで驚かせるという内容だったようだ。
 
 ところが、不倫疑惑報道の影響によってロケは前日に中止が決定。福原自身が“ドタキャン”したわけではないものの、番組側だけでなく共演予定だった大物アスリートの予定も狂うなど大きな影響があったという。

 福原は元卓球台湾体表の江宏傑選手と結婚してから台湾で暮らしていたが、2月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で「これからは拠点を日本に移すつもり」と告白。「夫婦別居」の可能性が指摘されていた矢先、単身で日本に帰国していた最中に「高身長男性との2連泊デート」を週刊誌にキャッチされた。

 その一方で江選手の「モラハラ疑惑」も別の週刊誌で報じられたが、子どもたちを台湾に置いて日本で別の男性とデートしていた……という事実のインパクトは大きく、福原が「ホテルや自宅では別々の部屋で寝た」と苦しい釈明をしたこともあって、大きな騒動になっている。

 もともとが「天才卓球少女の愛ちゃん」として愛されていただけに世間の拒絶反応はすさまじく、福原は8日にNHK・Eテレの『グレーテルのかまど』の再放送に登場して「台湾のパンケーキ」を紹介していたが、SNS上は「不倫疑惑のせいで内容が入ってこない」「タイミングが気まずい」「晒しものみたいになってる」などと大荒れになった。

 日本に拠点を移してからはタレント業と卓球の解説業を仕事のメインにしていくとみられていたが、これだけ反発が強いとなるとどちらもしばらく起用は難しい。特に解説は「わかりやすい」と評判が良く、五輪特需も期待できただけにダメージは大きそうだ。

 同じようなケースとしては、1992年のバルセロナ五輪で競泳史上最年少の14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子の存在がある。岩崎も「国民的ヒロイン」として愛され、09年に元ラグビー日本代表の斉藤祐也氏と結婚し、その翌年には長女をもうけた。しかし、2018年に離婚協議中であることが明らかになり、同時に別の男性と不倫関係にあると報じられて騒動になった。

 以降、岩崎はメディア露出が激減。しかし、素直に不倫の事実を認めたうえで長女を引き取って離婚を成立させたことでケジメをつけ、競泳関連の仕事を継続。最近は、スポーツ番組やバラエティ番組でも姿を見かけるようになった。

 だが、福原の場合は夫側に離婚の意思がなさそうな気配で、離婚や親権をめぐって争えば長期戦になる恐れがある。となると、岩崎のようにはいかない。イメージが悪化したままなら、タレント業や解説業の先行きは厳しいと言わざるを得ないだろう。

 今年1月には自身が代表取締役を務める「株式会社omusubi」を設立していることから、同記事では「“モラハラ被害妻”として台湾から日本へ避難し、同情を誘って好感度タレントとして活躍する」といった青写真があったのではとも推測している。若干、意地悪な見方という気もするが、そういった疑いの声は世間からも上がっており、これも大きな不安材料のひとつとなっている。

 いずれにしても、日本でのタレント業はほぼ不可能な状況。日本で別の仕事を模索するか、台湾に出戻りするか、熱狂的ファンが多い中国に活路を見出すか……福原は大きな決断を迫られることになりそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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