Sexy Zoneの菊池風磨と佐藤勝利が3月3日発売の情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)内で対談。昨年12月から体調不良で活動休止中のメンバー・マリウス葉の話題が出たことでファンの注目を集めている。
今年11月でデビュー10周年を迎えることから、これまでのキャリアについて振り返ったふたりだが、デビューして3、4年経った頃、佐藤が菊池に「Sexy Zoneは世界進出できると思う」と話を振ったことがあるという。
これに対して菊池が「俺もそう思う」と答えたことを回顧し、佐藤は「今思うと恥ずかしくない?」と語ったのだが、菊池は「ドイツ出身のマリウス(葉)って存在もいるしね。当時の思いがいつか報われる日が来るといいな」と返し、まだまだ海外進出の夢は諦めていない様子だ。
菊池がこの会話中にマリウスの名前を出したのは、マリウスが英語とドイツ語が堪能なためだが、復帰へのエールを贈っているとも解釈できる。そのため、SNS上では「これを読んだらマリウスもうれしいだろうね」「メンバー愛が伝わってくる」などといった声が上がるなど、ファンを感動させることになった。
菊池による“マリウス話”は3月5日発売のアイドル誌「POTATO」(ワン・パブリッシング)での「交ぜたらキケン(!?)な関係は?」という質問にも登場するが、こちらは一転してファンの笑いを誘うことに。
この質問に対して菊池はマリウスとKing & Prince・岸優太の名前を挙げたのだが、このコンビが“キケン”な理由として「仲いいんだけど話が合わなくておもしろい」と説明。その例として昔、ボードゲームをやったときのエピソードを披露し、マリウスが一生懸命にルール説明をするも岸が全然聞いてなかったため、「聞いてよ、岸くん!」と訴えたという。
しかし、菊池いわく「岸は岸で意外とプライドがあるから、『聞いてるよって』ってケンカするんだよ(笑)」とのこと。そうして実際にゲームを始めると岸は全くできず、それにマリウスが「ほーら、できない」とツッコんだとのことだが、岸といえばバラエティ番組でも天然キャラを発揮しているだけに、ファンから「その姿が容易に想像できる(笑)」「岸くんらしい!」といった声が上がっている。
そんなメンバー愛溢れるSexy Zone は、3月3日に10周年記念アルバム『SZ10TH』をリリース、同月24日には24thシングル『LET’S MUSIC』を発売予定と勢いづいている。メモリアル・イヤーをファンと一緒に祝うためにも、マリウスの復帰を期待したいところだ。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。