長瀬智也・主演ドラマ、“ウザいLINEの返し方”が実用的? 戸田恵梨香の“山賊だっこ”ブーム到来なるか?

大西かずや

 TOKIO・長瀬智也が主演を務める連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の第6話が2月26日に放送されたが、劇中で使われた“ウザいLINEの返し方”に「実用性あり?」とネット上で話題になっている。

 家族に内緒で覆面プロレスラー・スーパー世阿弥マシンとして活動しつつ、能楽の人間国宝である父・観山寿三郎(西田敏行)の介護と『観山流宗家』の跡取り修行に奮闘する主人公・寿一(長瀬)の姿を描いた同ドラマ。

 今回は、寿三郎の婚約者で介護ヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香)に留守を任せ、福島県にあるスパリゾートハワイアンズへ家族旅行をすることになった観山家だが、寿一の弟・弟の踊介(永山絢斗)はさくらにゾッコン状態。事あるごとにさくらへLINEメッセージを送りつけていたのだが……。

 さくらからようやく返ってきたメッセージは“既読”という文字のみ。わざわざ送らなくても“既読”であることは確認できるため、その意図がわからず踊介が寿一に相談すると、その横から姉の舞(江口のりこ)が「うるせえって意味だよ」と、さくらの気持ちを代弁したのだった。

 これを受け、ネット上では「踊介ほど鈍感な相手じゃなければ有効かも」「2文字の威力がハンパない」などといった声が。誰でも今すぐに使える“実用性”のあるメッセージがさまざまな意味で反響を呼んでいるようだ。

 このように踊介に対して塩対応のさくらだが、第4話で散歩中にアクシデントで気絶してしまったところ、山賊が獲物を運ぶようにお腹の部分を左肩に乗せる通称“山賊だっこ”スタイルで助けられたことで、寿一にベタ惚れ。

 寿一への想いが募るあまり、スパリゾートハワイアンズへ駆けつけて“誕生日プレゼント”として寿一に山賊だっこをしてもらうのだが、これには「おねだりする姿がかわいい」「抱かれてるときのお尻がセクシー!」といった声が上がるなど、さくらの乙女な一面に男性視聴者もメロメロのようだ。

 おそらく今後も“山賊だっこ”シーンが頻出すると予想されるが、脚本を務める“クドカン”こと宮藤官九郎といえば、2013年放送の朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で、主人公が驚いたときに発する「じぇじぇじぇ」で『ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞を受賞するなど、日本中に大ブームを巻き起こしただけに、「山賊だっこも流行る?」との憶測も広まっている。

 その山賊だっこをされているところに出くわすも、鈍感な踊介はさくらの恋心に気づかず。一方、寿一は元妻のユカ(平岩紙)に未練ありで片思いの一方通行状態となってしまっている。

 そしてさらに、女性関係にだらしない寿三郎の元カノが次々と登場するなど、“クドカンワールド”全開の同ドラマは今後も視聴者を楽しませてくれるに違いない。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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