男性アイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が1月30日放送のバラエティ番組『メレンゲの気持ち』（日本テレビ系）にゲスト出演。ジャニーズ事務所に入るキッカケとなった憧れの先輩・木村拓哉との“裏話”を語り注目を集めた。
1996年に大ヒットした連続ドラマ『ロングバケーション』（フジテレビ系）を観て以来、木村のファンになったという河合。この日は自宅の様子をVTRで紹介する一幕があったが、壁に木村のポスターが立てかけてあったり、プレゼントされたギターが飾ってあったりと、その熱烈ぶりが伝わるものとなっていた。
その木村とは、今年元旦に放送されたバラエティ特番で共演した河合だが、前室で待っていたところ、そこに到着した木村からおもむろに「これ」とお年玉を貰ったエピソードを披露。その中身については明かさなかったが、「木村さんがよく履いてるブーツを買わせて頂こうと思います」と語ったため、「数万円、下手したら2ケタ万円貰っているのでは!?」「そんな太っ腹な先輩がいて羨ましい！」などと、ネット上をザワつかせることになったのだ。
そんな度量の大きい先輩が“公認”してくれたこともあり、木村を中心とした“ジャニーズものまね”で大ブレイク中の河合。年末年始もバラエティ番組に出ずっぱり状態となったが、これには事務所の後輩で同番組のMCを務めるHey! Say! JUMPの伊野尾慧も驚きを隠せない様子だった。
伊野尾いわく「Jr.の頃に番組でやってるのを見てた。まさかこんな昼の番組でやれると思ってない」とのこと。さらに「ちょっと涙出そう。感慨深いよね。15年越しにこれだけテレビに出てきたから」と語ったが、これは旧来の河合ファンの想いを代弁することにもなったことだろう。
昨年5月放送の特番『ものまねグランプリ〜ものまねレジェンドが選ぶ次世代ものまね芸人No.1決定戦～』（日本テレビ系）に初参戦し2位に輝いた後、木村から「惜しい、準優勝 登れる山、あるね」とのメールが届いたという。憧れの先輩に背中を押され、さらなる高みを目指しての活躍が期待される。
（文＝大西かずや）
＜ライタープロフィール＞
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。
