日本でも活動する韓国の歌手・BoAが、韓国への輸入が制限されている「ゾルピデム」などの向精神薬を日本から違法に輸入した疑いがあるとして、12月16日に検察の取り調べを受けたことがわかった。
複数のメディアによると、所属事務所・SMエンタテインメントの日本支社の社員が日本で処方を受け、韓国への輸入に必要な通関手続きなどをせずに郵送したという。
また、BoAは韓国で医師から処方された睡眠薬を服用していたが、めまいなどの副作用に悩まされていたといい、一方、以前に服用した日本の処方薬には副作用がなかったという。
同社は、郵便局の説明に従い成分表を添付して発送したことを明かしているほか、「違法に持ち込もうとしたのではなく、無知による間違い」と釈明している。
ネット上では、「SMEの女帝もってしても精神薬に頼らないとやっていけない韓国芸能界の闇を感じる」「BoAちゃんの精神状態の方が心配だよ」「K-POPってストレス抱えてる人多いのかな」などの声が相次いでいる。
韓国芸能界といえば、元AOAのクォン・ミナが10月、SNSで「睡眠薬を飲んでも飲んでも眠気が来ない」などと嘆き、ファンを心配させた。ミナはこの数か月前、AOA活動当時にメンバーからイジメを受けていたと暴露していた。
また、2014年には韓国のタレント・エイミーがゾルピデムを投薬した容疑(麻薬類管理法違反)で起訴される事件も。当時、韓国で大きな騒ぎとなった。
なお、デビュー20周年を迎えたBoAは、今月25日に放送される『ミュージックステーション ウルトラSUPERLIVE2020』(テレビ朝日系)に出演を予定しており、事件による影響が注目されている。