“芸人の力を借りた”という点についてはBiSH自体も共通しており、昨年10月放送のバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で“クセがすごい女性グループ”として特集されたことで一気にブレイク。それ以降、『NHK紅白歌合戦』への出場候補に名前が挙がるようにもなり、同誌のインタビューでアユニは「絶対に出たい! この気持ちはもう誰にも止められないです」と熱い意気込みを語っていた。
しかし、時系列は前後するが、NHKによる11月16日の発表で、今年度の落選が決定。それに対し、今年6月に発表したプレデビュー曲『Make you happy』が話題になっているものの、正式デビューは12月2日で発表段階では“キャリアゼロ”の9人組ガールズユニット・NiziUが初出場を勝ち取ったため、BiSHファンから落胆の声が多数寄せられてしまっている。
今年はコロナ禍でライブ活動が思うようにいかず、「悔しくて心に穴が空いたようでした」と語ったアユニ。12月24日には332日ぶりとなる“観客有り”でのワンマンライブ実施が決定したが、果たしてここから巻き返しとなるか。次回『紅白』での悲願達成を願うばかりだが……。