乃木坂46の元メンバーとして知られる女優・若月佑美の公式サイトに一時、接続障害が発生し、出演しているドラマ『共演NG』（テレビ東京系）の影響ではと話題になっている。
若月のスタッフによる公式Twitterアカウントは9日深夜、「『共演NG』の反響のおかげか、ただいま、若月のホームページのサーバーがダウンしてます。復旧しましたら、再度告知させていただきます」とツイート。10日午前中まで公式サイトが見られない状態が続いた。一部では「アクセス殺到で公式サイトがダウン」と報じられている。
中井貴一が主演を務める同ドラマは、都市伝説のように囁かれる“共演NG”をテーマにした秋元康企画・原作の作品。視聴率では苦戦しているが、テレビ局内部やドラマ制作現場のリアルな「業界あるある」が散りばめられたラブコメディで、『モテキ』（同）やNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺〜』などの大根仁による脚本・演出、そしてベテランや実力派のキャストによる演技も好評を博している。
若月は、自身同様「アイドルを卒業して女優になった」という設定の篠塚美里役で出演。9日夜に放送された3話は不倫スキャンダルが発覚するという展開で、世間から受ける猛バッシングに憔悴し、過呼吸を起こしたり号泣したりと迫真の演技を見せた。ネット上では、ファンから「役にハマり過ぎ！」「若の演技がリアル過ぎてこっちが泣けてきちゃう」など称賛の声が続出しているが、「若月さんは初めて見たけど、演技も上手くて、いい女優さんになりそうだと思った」「美里役の人って乃木坂の子だったんだね、ビックリした」「2話の劇中劇のシーンでも、あのメンバーに入って自然に演じてて感心した」といった感想も多く、広くその演技力が評価され始めているようだ。
「まだまだ乃木坂の印象が強い人も多いようですが、『今日から俺は!!』（日本テレビ系）、『私の家政夫ナギサさん』（TBS系）といった話題作にも出演していましたし、舞台経験も多い。今回、シリアスな芝居も見事に魅せたことで女優としての評価を高めたのでは」（芸能ライター）
公式サイト復旧後も“サーバーダウン”の原因は明かされていないが、ドラマの反響によるものという説も納得の演技を若月は見せたということだろう。『共演NG』をきっかけに、若月が女優としてさらなる飛躍を遂げることを期待したい。
