加藤綾子「キャスター失格」の烙印回避! 必死のテコ入れ策で『イット!』が最下位脱出ムード

編集部

 加藤綾子アナがメインキャスターを務める夕方の報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)が、今秋からのリニューアルによって「打ち切り寸前」の低視聴率から脱出。不調のままなら加藤アナの進退にもかかわるところだったが、どうやら報道キャスターとして首がつながったようだ。

 同番組は昨年4月に『Live News it!』としてスタートしたが、視聴率は同時間帯で最下位が定位置の“ひとり負け”状態。安藤優子&高橋克実がキャスターを務めた『直撃LIVE グッディ!』の終了に伴って時間拡大&リニューアルを実施し、9月末から『Live News イット!』に生まれ変わったが、最下位のままなら加藤アナに“報道キャスター失格”の烙印が押されかねない状況だった。

 10日付の「デイリー新潮」(新潮社)によると、今までは世帯平均視聴率が2~4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)ほどという悲惨な状態だったが、リニューアル後は5%を切ることがほとんどなくなり、11月3日には過去の平均の倍以上となる7.0%を記録した。

 夕方のニュース番組の“王者”である『news every.』(日本テレビ系)には遠く及ばないものの、TBS系の『Nスタ』に肉薄して最下位脱出を狙える位置にまで浮上している。

 さらに、スポンサーが重視する視聴者の年齢層でみると、CMで商品を訴求しやすい10代から40代までの視聴率は『Nスタ』や『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)を上回るという。そこでも『news every.』の圧倒的強さは変わらないが、『Live News イット!』は十分に他局と渡り合えるだけの存在感を示しているようだ。

「リニューアルによって夕方のニュース番組でもっとも開始時間が早くなり、新たな視聴者層の開拓に成功したのでしょう。また、加藤アナのワントップ体制から主婦層に人気の榎並大二郎アナとのツートップ体制に移行し、女性視聴者も大幅に増えたとみられています。夕方のニュースは主婦層が数字のカギを握っているため、好感度の高い男性アナの起用は必須。ある意味では皮肉なことですが、“カトパン頼み”から脱却したことが視聴率上昇の最大の要因でしょう」(芸能ライター)

加藤綾子「キャスター失格」の烙印回避! 必死のテコ入れ策で『イット!』が最下位脱出ムードのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!