元フジテレビでフリーアナウンサーのカトパンこと加藤綾子アナがMCを務める夕方の報道番組『Live News it！』（フジテレビ系）の視聴率が振るわない。放送開始から1年以上たつが、同時間帯トップを走る『news every.』（日本テレビ系）に大きく水をあけられ、視聴率2～3％をウロウロし、なかなか伸びていかない。原因はどこにあるのだろうか。
「カトパンに男性ファンが多いのは周知の事実ですが、夕方のニュースは家事をしながら視聴する主婦がメインターゲットで、そこにハマっていない。本来ならば、夜のニュースを担当するほうがニーズに合っています。そもそもカトパンは女子アナ好感度ランキング上位の常連である一方、嫌いな女子アナランキングでも上位に入るような諸刃の剣的なキャラクターです。
『Live News it！』のキャスティングではその悪いほうが出ているようで、カトパンを使い続けるくらいなら、華やかさを抑えた、自社の親しみやすい局アナを使った方が需要とも合致して、コストパフォーマンスもいいはず。各テレビ局は、コロナの影響で広告収入が大幅に減少しているので、低視聴率番組のコストカットは喫緊の課題となっているので、なおさらです」（キー局関係者）
実際に『Live News it！』のカトパンのギャラは1本50万円ほどといわれ、年間コストは約1億円と高額になっているため、フジ局内でも経費削減策としてテコ入れが望まれているようだ。
「『Live News it！』に起用する段階で、東京オリンピック関連番組のキャスターも合わせてキャスティングされたようですが、そのオリンピック自体、開催が危ぶまれている。正式に中止が決まれば、カトパンを『Live News it！』から降板させるためのハードルが一気に下がります。また、交際中のEXILE NAOTOと結婚することもそろそろ考えられ、番組を刷新しようとしているフジテレビ側の状況を察したカトパン側が、自ら寿降板を選択することもなきにしもあらずですよ」（前出の同）
カトパンの笑顔を夕方に見られるのは、いつまでになるのだろうか。
