フリーアナウンサーの加藤綾子は11日、自身のInstagramで先日取材した女性パラリンピアンの重本沙絵との2ショットを公開。アスリートを応援する姿勢をアピールした。“カトパン”の愛称で親しまれるものの、フリーとなってからは古巣であるフジ系列のバラエティ番組で顔を見るばかり。今年4月からは同局の報道番組「Live News it!」で報道キャスターに就任したが、その番組も低調だ。重本との2ショットも、戦国時代を迎えている女子アナ界を生き抜くため、来年の東京五輪の枠を狙ってのパフォーマンスだろうか。
「取材させて頂きました！」と、重本との写真を公開した加藤。前回のパラ五輪・リオデジャネイロ大会では陸上の女子400mで銅メダルを獲得し、東京大会の出場も期待される重本を「芯の強さ」を持っているとコメントしながら「本当に魅力的な方でした」と取材の印象を語った。
加藤はフジテレビの局アナ時代には「カトパン」の愛称とともに、オリコンが発表する「好きな女性アナウンサーランキング」で2011・2012と2年連続で1位を獲得するなど、高い人気を誇った。だが2016年にフリーに転向してからはその人気ぶりを十分に発揮できておらず、もっぱら古巣・フジのバラエティで見かけるばかりだ。今年4月に始まったLive News it!もスタート直後に3%台の視聴率を記録するなど伸び悩みが続いている。
近年各局の人気女子アナが次々とフリーに転向しており、女子アナ業界は群雄割拠の状態だ。バラエティでは田中みな実・高橋真麻をはじめ多くのタレント女子アナが幅を利かせ、キャスター枠でも有働由美子や小川彩佳が夜の報道番組で存在感を放っており、なかなか加藤に出番が回ってこない。そんな状況を打破するため、フジでスポーツ番組「HERO’S」を担当していた経験もアピールし五輪キャスターに“立候補”したいのかもしれない。
9月には「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のNAOTOとの交際が発覚し、世間の注目を集めた加藤。だが現状は、NAOTOファンからのバッシングが続くばかりで仕事には直結していない。パラリンピアンとの関係性アピールで五輪キャスターの座を掴み、人気女子アナへと返り咲くことができるか。
今後の動向に注目したい。
