「下野は20年近いキャリアがあるベテランで、『進撃の巨人』シリーズ（NHKほか）や『弱虫ペダル』シリーズ（テレビ東京系）をはじめ出演作は数多いので、“鬼滅の人”扱いに抵抗感を覚えたファンが多かったのでしょう。とはいえ、番組では『下野さん』と呼ばれているシーンもありましたし、やや過剰反応だとする意見も出ています。
また、下野が今回出演したのは、まもなく公開の映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』の宣伝のため。しかもフジテレビはこれに合わせて、テレビアニメ放送開始に先がけて期間限定で上映された編集版を10日と17日の2週連続でゴールデンプライム帯に全国ネットで放送するなど『鬼滅』に力を入れています。『鬼滅』のキャラの話になってしまうのも仕方ないのでは」（芸能ライター）
10日に放送された土曜プレミアム『鬼滅の刃』第一夜＜兄妹の絆＞は、世帯平均視聴率が16.7％を記録（関東地区、ビデオリサーチ調べ）。「鬼滅」を始め関連ワードがTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな盛り上がりを見せた。今回の件は、国民的アニメに出演しているがゆえに巻き起こった賛否だったとも言えそうだ。
