大手出版社の集英社が、自社の漫画『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎の羽織にデザインされた市松模様などを商標出願したとして、疑問の声が相次いでいる。

 出願された6種類には、炭治郎の羽織にデザインされた黒と緑の市松模様、竈門禰豆子のピンク地の麻の葉文様、我妻善逸の鱗文柄のほか、冨岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎の衣服の模様も。

 出願日は先月で、出願情報は特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」などで確認することができる。

 義勇やしのぶなど、独自性の強い柄もあるが、炭治郎の市松模様や禰豆子の麻の葉文様は昔から見慣れた印象があるだけに、デザイナーなどから「この模様は既に世の中に溢れているし、私も仕事で和柄を作る時によく使うのでこういうのやられると困る」「幾何学模様系の和柄の定番ですよねこれ」「電通のアマビエを思い起こさせますよね」「集英社、まじかよ」と否定的な声が相次いでいる。

 だが一方で、巷では『鬼滅の刃』のコピーグッズがあふれており、集英社が頭を悩ませているのも事実。ネットを見ても、コスプレ用衣装のほか、「鬼刃魂」という商品名で売られているバッグや、「鬼退治」という名で売られているパーカーなど、大量の便乗商品が出回っていることがわかる。

 また、第三者がこれらの模様を先に出願した場合、集英社が使えなくなる可能性があるとの指摘も。防衛的な出願であるとすれば、そもそも商標登録の構造自体に問題があると言えるかもしれない。

 仕事でデザインに携わる人々からも注目されているこの騒動。果たして、ありふれた市松模様は登録されるのだろうか?

『鬼滅の刃』市松模様の商標出願が波紋! 「集英社、まじかよ」批判相次ぐのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!