日本テレビ系『24時間テレビ』(8月22~23日放送)で今年は恒例のチャリティーマラソンが中止となるなか、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子が新企画「24時間募金ラン」を企画。これに対し、視聴者から「謎企画」「理解できない」との声が相次いでいる。
高橋直々に持ち込んだという同企画が発表されたのは、8月16日放送の同局『行列のできる法律相談所』の緊急生放送中。企画の発起人である高橋は、「24時間、みんなでサーキットを走り続けます。その1周に対して、10万円ずつのチャリティーを私自身がさせていただきたいなと。100キロ走ったら200万、150キロ走ったら300万」と説明。
公道ではない1周5kmの私有地を高橋が走り、1周走るごとに高橋自身が10万円ずつ募金し、より多くの募金を目指して走り続けるのだという。
さらに、参加者は高橋だけでなく、芸能人やアスリートの数名が同時に走るといい、メンバー全員が1周ごとに10万円寄付するという。
この番組初の試みに対し、ネット上では「ちょっと意味がわからない」「1周ごとに日テレが10万円寄付っていうなら理解できるけど……」「募金は偉いけど、地獄みたいな企画だな」という声が相次いでいる。
同様にタレントの伊集院光も、17日深夜放送のラジオ番組で「全然意味がわかんない」「企画のバランスおかしいよね」「もうひとり、(寄付する人物を)かませないとおかしくない?」「(走らずに)止まって100万円くれればいい」と困惑しきりだった。