放送中のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』は、Sexy Zoneの中島健人とのダブル主演となるバディもので、まさに俳優・平野紫耀の試金石となるものだ。
日本テレビも宣伝に力を入れていたが、これが予想外の苦戦。初回は平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区世帯)と及第点だったが、今月4日に放送された第2話は平均視聴率9.0%(同)と早々に二ケタ割れ。このまま右肩下がりになってしまうのではないかと危惧されている。
「今期のドラマでは、星野源と綾野剛がダブル主演する『MIU404』(TBS系)とバディものという意味ではかぶってしまい、木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)も木村と斎藤工のバディ感を打ち出しています。結果として『未満警察』の魅力が埋もれてしまった印象がある。逆に言えば、ゴールデン・プライム帯のドラマ初主演の平野が、強力ライバルを相手に健闘すれば評価はハネ上がる。試金石であることに違いはなさそうです」(同前)
アイドルとしては成功が約束されているように見える平野。だが、俳優としての評価は簡単に得られるものではない。今作でしっかり結果を出して、スーパーアイドルではなく「俳優・平野紫耀」の存在感を見せつけてほしい。