韓国のアイドルグループ「BLACKPINK」のLISAが、元マネジャーA氏から日本円で9000万円近い詐欺被害を受けていたことが報道された。
所属するYGエンターテインメントはこの事実を認め、「A氏は一部を返済し、残りは返済計画に合意の上、現在は退社した状態」と報告している。A氏は不動産を調べるという名目で、LISAに約10億ウォン(約8800万円)の詐欺を働いたとのこと。個人相手の詐欺としては莫大な金額で、示談で終わったのが不思議なくらいである。
LISA本人は、A氏がデビュー時から信頼していた人物だったこともあり、「円満な解決を」と願っているとされるが、日本のファンからも「傷ついただろうな」「この金額で円満解決でいいのか」など、心配する声が続出している。
非常にショッキングなニュースで、今後の成り行きが注目されるが、このLISA、最近は別の話題でも名前が取りざたされていた。
「先月、自身のYouTubeチャンネルに公開したダンス動画に対し、米国人ダンサー兼振付師のシエラ・ニコルズが『振付を盗まれた』と主張しました。使用した曲やヒールで踊るという点など類似点が多く、『パクリ騒動』に発展したというわけです。
この件に関して、LISAは一度も口を開きませんでしたが、韓国内では彼女を擁護する声も多く、中には『LISAは悪くない』『盗作といった人間の売名では』『むしろLISAに謝ってほしい』と過激な意見も。シエラ・ニコルズのもとにも多くの声が寄せられたようで、結局、SNS上で「盗作」という言葉を使ったことなどを謝罪するという事態になったそうです。
いずれにせよ、LISAにとっては、パクリ騒動に詐欺被害と踏んだり蹴ったりですね。今後のBLACKPINKの活動に支障がないといいのですが……」(メディアライター)
韓国芸能界では、こうした詐欺事件や性接待疑惑、移籍ドラブルなど、アブナイ話題が出ることも少なくない。今回の騒動が早く収束することを祈るばかりである。