5月28日放送の『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）に風間俊介が出演。コロナの影響で総集編が続いていたが、3カ月ぶりの通常収録となった。
風間といえば、俳優業を中心に活躍する“踊らないジャニーズタレント”として知られる。これに有吉弘行から「ジャニーズにいる意味ってあるの?」とド直球の質問が飛ぶと、風間は「ジャニーズにいるのに歌って踊らないって1個面白いじゃないですか」と見事に打ち返し、続けて「ジャニーズじゃなかったら、『歌って踊らないんです、僕』が『でしょうね』になっちゃう。ジャニーズにいるから歌って踊ってないのがちょっと特殊例になる」と、ジャニーズ内の自身のポジションに自覚的であることを明かした。
番組では風間の出世作『3年B組金八先生 第5シリーズ』（1999年）の映像のほか、嵐・櫻井翔がリーゼントのヤンキー姿となり、風間も出演した『ヤンキー母校に帰る〜旅立ちの時 不良少年の夢』（2005年）の“激レア”映像も登場。ネット上では「これををまた見られるとは……」「今見ると笑ってしまう」といった感想が上がるなど、ファンを沸かせた。
近年の風間は、俳優業に加え情報番組『ZIP！』（日本テレビ系）で月曜日メインパーソナリティーを務めるなど活躍している。今回番組の中でも、その落ち着いた喋りに有吉から「羽鳥（慎一）さんと同期のベテランアナウンサー？」とイジられていた。
さらに新たなジャンルの仕事も増えつつあるようだ。風間は前回の番組出演時にイチオシの後輩ジャニーズJr.を取り上げ話題に。今回もモノマネをこなすHiHi Jetsの井上瑞稀を推薦した。この企画が好評だったのか、最近は「『プレゼンをしていただけないか』というお仕事も増えてきていまして……」と現状を語った。
「風間は事務所の中では、各グループのメンバーとほどよく面識と交流がある絶妙なポジションということもあり、今後もさまざまなジャニーズの魅力を引き出してくれそうです。ジャニーズに関してだけではなく、彼のプレゼンの裏にあるのは、膨大な情報量と的確な分析力。漫画やゲームなどサブカルチャーに通じ、文章力は『TVBros.』（東京ニュース通信社）でコラム連載してたほど。この才能を生かし、表に出る俳優やMCばかりでなく、放送作家的な仕事も十分こなせそうですね」（芸能ライター）
風間はジャニーズタレントという立場上、表立って語られることは少ないが2013年に一般人女性と結婚し子どももいる“良きパパ”だ。プライベートでは読書などを好むインドア派であり、飲み歩くこともない。スキャンダルと無縁な、安心してキャスティングできるジャニーズタレントとして今後も重用されそうだ。
（文＝相川ナロウ）
