又吉直樹「火花」だけじゃない! 作家顔負けの文才… 芸能人が書いた小説おすすめ3選の画像1

 2015年、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が初小説「火花」で芥川賞を受賞し、世間の話題をさらった。実は、又吉のほかにも小説を出している芸能人は多数存在し、その中には意外な才能が発揮されている作品も。今回は、芸能人が書いた小説の中で、特におすすめしたい3作品を紹介させていただく。

●『陰日向に咲く』(幻冬舎)作・劇団ひとり

 ホームレスになりたいサラリーマン、売れないアイドルを応援し続ける青年、しょうもない男に弄ばれる女子大生……そんな“陽に当たらない人物”が主人公となった連作短編。劇団ひとりのデビュー作であり、65万部のベストセラーとなった。2008年には、岡田准一主演で実写映画化された。

【おすすめポイント】
笑って、泣いて、読み終わった後には心がじんわりと温まる作品。人間臭さのある登場人物が多いが、そこがまた共感できる。文章がさらっとしていて読みやすいため、普段本を読まない人にもおすすめ。

●『余った傘はありません』(幻冬舎)作・鳥居みゆき

 狂気的な芸風で知られるお笑い芸人・鳥居みゆきによる2作目の小説。美しい双子の姉妹・よしえとときえは、誰にも知られてはいけない、ある“秘密”を抱えていた。19の物語によって構成された連作長編。

【おすすめポイント】
ホラーとユーモアが共存するストーリーは、まさに鳥居の芸風そのもの。テンポが良くどんどん読み進められるのも、テレビや舞台の上では短時間で勝負をしなければいけない、芸人という彼女の職業柄が影響しているのだろうか。また心理描写が上手く、登場人物の心情がぞくぞくするほど伝わってくる。

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