多彩な演技で「カメレオン俳優」として知られる松山ケンイチ。彼は、演じる役によって見た目や雰囲気がガラッと変わるため、一貫したイメージが存在しないことが特長である。ある時は死神、ある時はナヨナヨ男子、ある時は闇を抱える男子大学生と、変幻自在に自らを操り、作品の度に新たな一面を見せてくれる。
また、役作りにも熱心な彼は、映画『NANA』に出演した際、一晩でベースを一通り弾けるように練習したというエピソードも。ほかにも、『GANTZ』では7kg増量、『聖の青春』では20Kg増量するなど、そのストイックな姿勢はまさに役者の鑑といえそうだ。
今回はそんな彼の“カメレオン俳優っぷり”がよくわかる映画3本を紹介させていただく。