「2ちゃんねる」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が、一部の芸能人にきつめのツッコミを入れた。
ひろゆき氏は5月12日の『グッとラック！』（TBS系）に出演。現在騒ぎになっている検察庁法改正に関する世間の動きに対して、持論を展開した。
小泉今日子やきゃりーぱみゅぱみゅ、浅野忠信など芸能人も、今回の改正案に反応し「抗議意思を示すツイート」を展開、それが拡散し話題と賛否を巻き起こしているが、ひろゆき氏はこうした動きがあることに対し、冷徹（？）な意見を展開した。
大きな流れとなっている芸能界の抗議に関し、新型コロナウイルスの影響で「テレビとや映画の収録とかライブもなくて、芸能人は家でめっちゃ暇だからだと思う」とし、「Twitterで騒いでいるから、じゃあ乗っとくかみたいな」と、今回の動きは政治への関心の高まりというよりは「余暇がありすぎるからではないか」と主張したのだ。
持前の率直な意見を披露したひろゆき氏。彼の意見に納得いかない人たちがいる一方、肯定的な捉え方をしている人たちもいるようだ。
「確かに『いきなりどうした？』という感じはありますよね。芸能人が政治的な発言してはいけないってことはないのですが、今回に限り、これだけのムーブメントになるのは、唐突ではありましたから……。ただ、余暇があるからこそ、これまで以上に政治について考える時間が取れるため、芸能人に限らず、今回の検察庁法改正への議論が高まったともいえます。
対して、大衆迎合的に改正案反対を表明する芸能人がいるのでは？と厳しい見方をする人もいますね。芸能人は世間から忘れられたら終わりだから、仕事ができないこういう状況下だからこそ、名前を売りたいと考えているのではないか、と。キョンキョンなどの大物にそんな考えがあるとは思えませんが、いずれにせよ、検察庁法改正の是非と同じく、そうした芸能人の行動についても喧々囂々の議論が起こっています」（記者）
少し前までは、多くの芸能人が政治的な発言をすることを避けがちだったが、これをきっかけに、“物言う芸能人”は増えていくのだろうか。
