『M 愛すべき人がいて』放送延期で脚本が大きく変わる可能性も? 怪演を見せる田中みな実に期待!

編集部

『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が5月9日放送予定の第4話の延期を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、撮影スケジュールに変更が生じたもので、今のところ再開日は未定。9日は第1話を特別編集し、伊集院光と古市憲寿の“相当マニアックで香ばしい番組解説”を加えた内容になるようだ。

 コロナの感染拡大という想定外の事態とはいえ、放送開始時点で3話分のストックしかなかった『M』はかなりタイトな制作スケジュールだったようだ。

「テレビドラマはロケ地の選定や編集に通常の番組制作以上の手間がかかるため、放送開始時点である程度撮影が進んでいるのが理想。1月にスタートしたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』も、沢尻エリカが昨年11月16日に麻薬取締法違反容疑で逮捕された時点で、約10話分の撮影が済んでいました」(業界関係者)

 やはり今回の放送延期にはコロナ以外の事情もありそうだ。その大きな要因と言えるのが脚本だろう。

「『M』は話題先行型のドラマなので、視聴者の反応を見て脚本を臨機応変に変えていくスタイルを取ろうとしていたのでしょう。こうした方法は他の作品でも、人気が出てきた脇役を目立たせる、不人気を受けて放送回数を減らすといった対応が行われています。現在『M』では主人公のアユではなく、彼女に激しい嫉妬心をむき出しにするマサの秘書・姫野礼香を演じる田中みな実の怪演が話題になっています。今後、彼女がよりクローズアップされる可能性は十分あります」(前出・同)

 本作で脚本を務めるのは、人気放送作家として数々のヒット番組を生み出してきた鈴木おさむ氏。彼が今後どのような驚きの展開を仕掛けてくるのかにも注目だ。
(文=相川ナロウ)

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