4月28日発売の雑誌「週刊女性」（主婦と生活社）で、読者アンケートによる毎年恒例の企画『嫌いな女』ランキングが発表された。ここで人気絶頂の田中みな実が4位にランクインしたため、「同性からの人気が上がったんじゃなかったっけ？」「嫌われぶりは相変わらず？」と、疑問の声が寄せられることになった。
このランキングは、20歳から87歳までの1,450名の女性読者を対象にした、年に1度実施される同誌の人気企画。1位は今回V3を達成することになった和田アキ子、続いて泉ピン子、鈴木奈々と、この手のランキングの常連が顔を揃える中、田中は前回17位から急浮上となった。
「TBS社員時代は、ぶりっ子キャラが同性からの支持を得られず、嫌いな女子アナウンサー・ランキング上位常連でしたが、フリー転身後は評価が一変。美容マニアキャラを徐々に浸透させ、昨年12月発売の1st写真集『Sincerely yours…』（宝島社）は累計発行部数60万部超えの大ヒットを記録しました。その購買層は女性が多く、同性から憧れられる存在になったハズが、今回まさかの嫌われタレントに逆戻り。その背景には、年上層からの『勘違いするな』『腹黒そう』といった、嫉妬交じりの反感の声があるようです」（芸能関係者）
田中は現在33歳だが、世代別ランキングでは20代以外すべてトップ10入り。その中でも40代による投票では、2位の泉ピン子に1票差の3位に顔を出し、特にこの層から目の敵にされてしまっているようだ。
「バラエティ番組では相変わらずあざとさをウリにしていることもあり、それが『調子に乗っている』という印象を与えてしまっているのかもしれません。彼女は現在放送中のドラマ『M 愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）で嫉妬深い女性を演じていますが、これがオーバーすぎると大不評。このドラマが、現在41歳の歌手・浜崎あゆみのデビュー秘話を描いた作品とあって、熱狂的なファンがいる40代からの支持がさらに下落する可能性もありますね」（同）
ちなみに、『好きな女』ランキングの方にも田中は顔を出しており、前回の圏外から20位に浮上。明らかに世間の関心が高いからこその双方ランクインだが、同世代や年下からの好感度をこのまま伸ばすか、年上世代を刺激しないキャラへの変更を模索するか、今後の戦略については悩ましいところだろう。
