2017年に公開された映画『君の膵臓をたべたい』でヒロイン役を演じ、新人賞を総ナメにして一躍人気女優となった浜辺美波。芸能界に入ったきっかけが「東宝シンデレラオーディション」であることも含め、所属事務所である東宝芸能からは、“ポスト長澤まさみ”として大きな期待が懸けられているようだ。
彼女の魅力は、圧倒的な透明感。『君の膵臓〜』での浜辺は、決して暗い役ではないのに、今にも消えてしまいそうな儚さをまとっており、その姿に強く惹かれた者も多いだろう。また、彼女は演技力についても高評を得ている。2018年に公開された映画『センセイ君主』では、教師に恋するバカで真っ直ぐな女子高生の役を演じ、コミカルで振り切った演技が「女優魂が素晴らしい」として話題を呼んだ。
2020年は、そんな浜辺の主演作品が目白押しだ。8月に公開が予定されている映画『思い、思われ、ふり、ふられ』では、『君の膵臓〜』で共演した北村匠海らとともに主演を務める。さらに、同年冬に公開予定の映画『約束のネバーランド』でも主演を務めることが決まっている。
また、2020年7月スタート予定のドラマ『私たちはどうかしている』（日本テレビ系）でも、俳優の横浜流星とともにW主演を務めることが決まっている。同ドラマの公式Instagramのフォロワー数はすで6万人近くにものぼっており、横浜との2ショットを公開すると「2人とも美しすぎる」として反響を呼び、放送前からネットニュースに取り上げられる事態となった。
圧倒的な透明感と演技力の高さで、演劇界で引っ張りだこの浜辺。“ポスト長澤まさみ”の期待を力に変え、邁進していくのではないだろうか。
