4月29日、お笑い芸人・ヒロシが『徹子の部屋』（テレビ朝日系）にゲスト出演した。かつてはお馴染みの「ヒロシです……」というセリフと、哀愁漂う自虐ネタで人気を博していたヒロシ。現在は新たなフィールドでの活躍を見せていた。
同番組では “キャンプ芸人”へと変貌を遂げたヒロシの姿を見ることができた。2015年にスタートさせたYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」では、一人でキャンプを行う姿を配信し、登録者数は現在60万人を超えている。今ではソロキャンプの第一人者として“先生”と呼ばれるようになったという。さらに、2019年には念願だった自分の山を購入したことを明らかにした。
ヒロシの新たな活躍に対し、ネットでは「ヒロシ、充実してそうで何より」「本当にキャンプが好きなんだな……喋ってる表情見てると幸せそう」と、現在の彼の状況に安堵する声が多く上がった。
そんなヒロシは2004年頃に大ブレイクを果たしたが、その後人気は失速。“一発屋芸人”と呼ばれるまでに落ち込んでいた。2015年に放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（テレビ朝日系）に出演した際には、極度の人見知りであったが芸能界に入ってしまい、当時は精神的に限界を感じていたことを明かしていた。
そんなヒロシだが、2019年に自著『ひとりで生きていく』（廣済堂出版）を発売すると、徐々に人気を取り戻し始める。本作は、40代後半で彼女なしのヒロシが、自然体で居心地のいい毎日を送るヒントを綴った“サバイバル教本”。現在のヒロシの生き様が描かれている。
『徹子の部屋』でも、結婚への憧れはなくなり、「ひとりで生きていく」と宣言。等身大で仕事に取り組めているようだ。
一発屋芸人の“二発目”。だが前回とは違い、今回は新境地で楽しみながら人気を集めている。
