ヒロシ「自由の勝利」キャンプで15年越しの再ブレイク!KOCはどぶろっく優勝、“一発屋”逆襲は続く?

編集部

 お笑い芸人のヒロシは2日、都内の書店で著書「ひとりで生きていく」の出版を記念したサイン会を開催。

 会場となった書店には、ヒロシのサインを求めるファンが長蛇の列を作ったという。著書の題材にもなったキャンプという題材と、「ヒロシです」のネタでのブレイクから15年以上経っているものの衰えることのなかったお笑いの実力で、再ブレイクを勝ち取った。

 今回の著書は趣味であるソロキャンプを取り上げたもの。「『ひとりでも楽しいぞ俺は』ということを具体的に書いた」とサイン会で本人が語っているとおり、大勢で行くキャンプとは違ったソロキャンプの魅力を伝えているという。趣味が高じて現在では関東近郊の山を所有し、自前の“ヒロシ山”で“おひとりさま”キャンプを満喫しているようだ。

 2004年頃に「ヒロシです」のフレーズで人気芸人となったヒロシだったが、近年はキャンプが生活の軸になってきている。今年9月にもテレビ朝日「アメトーーク!」の“キャンプたのしい芸人”に出演。「不便を楽しむ」ことがキャンプの醍醐味だと語った。さらに番組でヒロシのキャンプ中の姿を楽しめるYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」が紹介されると、放送時には「16万人超え」と報じられていた登録者数が激増。現在では54万人超となっており、ヒロシの根強い人気と注目度の高さが窺えた。

 一発屋と言われながらも、“キャンプ芸人”として再ブレイクを果たしたヒロシ。さらに今年はヒロシ以外にも、「キングオブコント」では「もしかしてだけど」ネタで一発屋扱いされていた「どぶろっく」が優勝し話題に。どちらも「一発屋という評価を返上するため」の努力が実り、現在では目をみはる活躍を見せている。再ブレイクで一発屋を脱却した“逆襲”の年となった。

 両者とも、一発目のブレイクとは違いお笑いの腕を磨いたことで掴んだ再ブレイク。確かな実力があるからこそ、もう“二発屋”となる心配も無いだろう。実力のある芸人は売れる。令和のお笑い界は、実力主義の時代が来るのかもしれない。

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