テレビ東京を3月に退社した鷲見玲奈アナウンサーが、フリー転身後、初めて全国ネットの番組のMCを務めるという。“全国デビュー”となる番組は、5月9日に日本テレビ系列で放送予定の『ザ・極限めし』。全国28局ネットで放送されるという。
鷲見アナといえば、昨年末に「週刊文春」(文藝春秋)で先輩アナウンサーとの不倫疑惑が報じられのち、いくつかの番組出演を自粛。テレ東の看板アナウンサーとして、東京五輪を盛り上げる役どころであったが、五輪関係番組も降板させられた。結局、鷲見アナは3月末に同局を退社、4月からは多くの人気女子アナを抱える『セント・フォース』に所属することになった。
「フリーになってから真っ先に行ったのが、『週刊文春』でインタビューを受けて、不倫を否定すること。今後の活動のために最も大事だと思ったのでしょう。あえて“敵陣”である『文春』に登場したことも、注目度を上げて、潔白をアピールするには最適の舞台だったから。その戦略は功を奏して、鷲見アナへの仕事の相談は徐々に増えているようです」(業界関係者)
そうした流れの中で、最初に決まった大きな仕事が『ザ・極限めし』ということらしい。同番組は、日テレ系列の札幌テレビの制作だが、鷲見アナの起用は日テレのあるプロデューサーからの働きかけがあったようだ。
「このプロデューサーA氏は、有吉弘行が出演するバラエティ番組を複数手掛ける、局内では評価の高い人物。A氏は鷲見アナのことをテレ東時代から気に入っていたようで、今回の起用を決定したといわれています。鷲見アナが今回の番組で結果を残せれば、A氏は彼女に今後も仕事を振っていくでしょう。日テレでのレギュラー獲得も夢ではないはずです」(堂)
近年、在京キー局の看板女子アナが次々とフリーに転身し、女子アナ市場の競争は熾烈を極めている。そんな中で、プロデューサーの後ろ盾を得られることは何よりのアドバンテージだ。鷲見アナはそのチャンスをものにできるのだろうか。