数々の著名人が「家で過ごそう」と呼び掛けるなか、元タレントの坂口杏里が公開した動画が波紋を呼んでいる。
坂口は4月11日夜、自身のインスタグラムのストーリーズに「本日もずっと満卓で盛り上がってます」と動画を投稿。薄暗い店内にいる坂口は、カラオケ画面が映る大きなスクリーンの前で浜崎あゆみのヒット曲「BLUE BIRD」を歌唱。さらに、その様子を着席で見ている人々が、映っているだけでも10人近く確認できる。
これを見る限り、まさに厚生労働省や各都道府県の知事などが「絶対に避けて」と呼びかけている「3つの密」に当てはまりそうな空間だ。
「酔っぱらっているのか、坂口は『BLUE BIRD』のサビをめちゃくちゃな歌詞で叫ぶように歌っている。これが本当に当日の映像だとすれば、あまりにも新型コロナウイルスへの危機意識が低いと言わざるを得ません」（記者）
坂口といえば、3月26日にSNSで「本当に大阪しばらくこないので是非この機会に来てください！」と、大阪・ミナミのバーで1日店長イベントを開催すると告知。実際、同月27日から数日間出勤し、そこに客として訪れたホストとの集合写真などを公開している。
「坂口は『コロナ対策はしっかりとしています』とアピールしていましたが、大阪府は東京都に次いで感染者が多いことが繰り返し報じられているだけに、『こんなときに非常識』『イベントは自粛してください』などと批判が殺到。坂口のSNSを見ていると、まるで別次元を生きているかのような印象を受けます」（同）
“3密空間”であゆを熱唱する姿を、この時期にわざわざ公開した坂口。世間から届く批判は、どんな内容であれ全てシャットアウトしているのかもしれない。
