数学の超難問「ABC予想」を証明した京都大学数理解析研究所の望月新一教授が、過去に自身のブログ内で、アイドルグループ・欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」の歌詞について解説していたとして、話題だ。
望月教授は2017年1月6日付の投稿で、欅坂46が初出場した『第67回NHK紅白歌合戦』について言及。「私にとって圧倒的に一番印象的だったのは、この『サイマジョ』の歌詞でした」と書き込み、自身が証明に用いた宇宙際タイヒミュラー理論と酷似していることを解説している。
また、歌詞だけでなく、振り付けも理論にリンクしていると解説。「センターの平手友梨奈さんだけが拳を挙げる仕草をするわけですが、その拳を挙げる仕草の形状は（数学用語でいうと）『デルタ関数』（＝一種の「デル杭」！）＝『ガウス分布』によく似ていて」という。
「約8年越しに証明が認められたことで教授自身のパーソナリティーにも注目が集まり、過去のブログ記事が見直されたようです。望月教授は『サイマジョ』の歌詞と自身の理論が、『細部まで余りにも』対応していることに感激し、『その興奮・感動を読者の皆さんと分かち合いたくなりました！』とコメント。
ABC予想は一般人にははっきりいって理解不能ですが、『何だかわからないけど、凄いらしいぞ！』『これをきっかけに世界から注目されるかも』と欅坂46ファンを歓喜させています」（芸能関係者）
望月教授は、従来のアイドルが歌ってきた“「社会の主流＝群れ」について行くべき”というスタンスとは正反対の歌詞に感動したという。欅坂46は同じテーマの楽曲が多いが、“絶対的センター”平手の卒業後はガラリと変わることになるのか……？
